Old Taylor Distillery(オールドテーラー蒸溜所)が

来年にも再稼動しそうです。
アメリカ・ケンタッキー州ウッドフォード郡に佇む石造りのお城のような建物、それがオールドテーラー蒸溜所です。
そして｢オールドテーラー｣というバーボンは現在も販売されてはいるのですが、それはこのオールドテーラー蒸溜所で造られたウイスキーではないんですよね。
それはオールドテーラー蒸溜所が1972年で休止してしまったからなのです。
ただその後、1987年にこの蒸溜所の権利等を取得したジムビームが生産するまではオールドクロウ蒸溜所が、そしてその後はジムビームが生産を続けているので現在も流通しているのです。
そして休止してしまったオールドテーラー蒸溜所ですが、しばらくしょゆうしていたジムビームの手を1994年に離れ、当時蒸溜所を購入された方がストーンキャッスル蒸溜所として再建しようとされたのですが、その方は蒸溜所再建の道半ばに病気で亡くなられ、蒸溜所は今日まで再建される事無く荒れ果てた状態になっていたそうです。
しかし、ケンタッキーの２人のビジネスマンがPeristyle(ペリスタイル)という会社を立ち上げ、オールドテーラー蒸溜所を購入し、およそ600万ドル以上の投資をし、今後18ヶ月掛け蒸溜所を再建すると発表したのです。
なので、来年中にも長く休止状態だったオールドテーラー蒸溜所でバーボンウイスキーの蒸溜が再開されるそうです。
そしてこういうニュースを聞くと、ケンタッキーにも行ってみたくなるんですよね〜、っていうかやっぱり行かないと分からない事多いし、どんどん活発になっているようなアメリカのウイスキー造りの現場に絶対何時か行ってやるんだと思うあるじなのでした。

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