あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ISC 2014

barvirgo2014-06-07

の結果が発表されましたね。
ISCはInternational Spirits Challenge(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)の略で、イギリスの酒類専門出版社「ドリンクス・インターナショナル」が主催している国際的な酒類コンペティションです。
ウイスキーは勿論、ジン、ウオツカ、ラム、テキーラ、ブランデー、リキュール等を、世界中から集まった蒸溜所のマスターブレンダー等がブラインドテイスティングし、各部門毎に金・銀・銅賞、さらには金賞の中から最高賞としてトロフィーを決めます。
そのISCウイスキー部門の金賞から銅賞までが、先日発表されました。
トロフィーは秋になってからの発表となっています。
とはいえ各賞発表されたので、各ウイスキーメーカーはフェイスブック等で金賞だ銀賞だといって受賞したウイスキーを紹介しています。
日本のサントリーも「山崎18年」「山崎ミズナラ2013」「山崎バーボンバレル2013」や「白州25年」「白州18年」「白州シェリカスク2014」が金賞を受賞したとフェイスブックでアピールしています。
さすがサントリー、対応が早いですね。
因みにニッカは8種類、キリンも2種類が金賞を受賞しているのですが、まだFBはおろか自社サイトでも受賞を発表していないのはちょっと残念です。
スコッチウイスキーのメーカーによっては銀賞はもちろん、銅賞でも受賞をFB等でアピールしていますからね。
そして皆さんがウイスキーを買ったりするのに全て飲んでから選ぶのでは難しいと思うので、こうしたコンペティションの結果を参考に、気になったものを幾つか飲んでみて、それから買うと良いんじゃないかと思います。
またこのISCでは、先にも書いたとおりその他のお酒も評価しているので、ウイスキー以外のお酒に関してもどんなお酒がありどんな評価なんだろう?とチェックしてみるのも良いと思います。
因みにあるじは世界にはどんなウイスキーがあるのだろうとWhiskies Worldwideをチェックしてみたのですが、知っているウイスキーも勿論ありましたが、TTL Single Malt whiskyとかGjoleid Norwegian Single Maltなどなど台湾にノルウェースウェーデン、フランスなどにまだまだ知らないウイスキーメーカーがあり、こうしたISCでも高く評価されたものを造れるようになっていることに驚きと勉強不足を感じました。
まっ、だからこそ面白いのかもしれませんけどね。
という訳で皆さんもこちらからISC 2014の結果がご覧になれますので、宜しければご覧になってみて下さい。

にほんブログ村