あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所見学

barvirgo2014-06-30

に昨日行って来ました。
今回はまだ秩父蒸溜所に訪れた事はないが見学したいという方達になるべく見学して貰いたいと思い、Virgoのお客様というよりは仙台でバーを営んでいる友人とそこのお客様を中心に、見学に行ってまいりました。
自分自身何度行っても勉強になるのですが、参加された皆さんが喜んでくれたので、とても有意義な1日となりました。

ちょっと残念だったのは、先週月曜日から始まったモルティング、モルトバーンに広がったモルトが見られるかもと期待していたのですが、午前中に回収しキルン(乾燥塔)に運んだとの事で、今回は見る事が出来ませんでした。
まっ、これは何時かタイミングさえ合えば、モルティングを行なうようになった以上見る事も出来ると思うので次回への楽しみに取っておく事にします。
それと秩父蒸溜所は現在も見学は1日1組、バー等の業務店及び酒販店などウイスキー関係の方でないと見学出来ないので、もし皆さんが見学されたいという場合は、行きつけのバー等で蒸溜所見学を企画してもらい、それで行かれると良いかと思います。
ただ蒸溜所内が狭いので、秩父蒸溜所では大人数の見学は受付けていないので、企画されるバーの方は10名以下で申し込まれると良いかと思います。
因みに年内の日曜日だと、昨日伺ったところでは11月後半と12月ならある程度空きがあり、見学出来るそうです。
それと基本見学の受付は、半年先まで受けているそうです。
それで、申し込みはたぶんメールや電話でも出来ると思いますが、あるじとしてはウイスキーのイベント等で直接お会いしてお願いするのがベストじゃないかと思っています。
やはり大事な事は直接会って話をする、そこに信頼も生まれますしね。
あと名刺交換も出来ます。
そしてウイスキーの造りに関してですが、造りに関しては以前「小言」に書いた時と殆ど変わっていないので、下記にリンクを貼りますので宜しければそちらをご覧下さい。
因みに造りで変わった点では、以前は取り出すニューメークが220リットルだったのに対し、現在はおよそ200リットルだそうです。
張り込みが2,000リットルだそうなので、たった1割しか樽詰めに回されないのかと思うと、それだけでも贅沢なウイスキーを造っているんだなと思いますよね。
そんな訳で以前のレポートです。
ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所見学 −1−
ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所見学 −2−
ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所見学 −3−
ベンチャーウイスキー秩父蒸溜所見学 −4−
以上4回に分けて書いたレポートで、秩父蒸溜所が如何に拘って造っている蒸溜所か少しでも伝わっていると良いのですが、それよりもやはり蒸溜所を訪れ、自分の目で見るのが一番です。
なので是非飲食業に携わっていらっしゃらない皆さんは行きつけのバーなどにお願いし、またバーを営んでいらっしゃるオーナーさんは蒸溜所見学を企画され、自分の目で耳で鼻で、秩父蒸溜所のウイスキー造りを実感される事をお勧めします。

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