あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 空瓶だって

barvirgo2014-07-01

馬鹿にならないものですね。
まぁウイスキーのボトルだけではないのですが、海外の記事にmost expensive empty bottlesなんていうのありました。
要は中身が無くてもオークションなどで高値がつく空瓶についての記事です。
もちろんリアルにお金を掛けて作られているから高いボトルというのもあるのですが、紹介されている中にはボトルの状態や大きさが珍しいなど実際のボトル代よりはるかに高い値段がついているものもあるのです。
紹介されていた中で最も高いのが写真の「レミーマルタン ルイ13世ブラックパール」の空瓶なのですが、なんと現在8,000ドル、単純計算で80万円するのです。
レミーマルタン ルイ13世ブラックパール」は、中身が入っていて27,000ドルなので、その1/3超はボトルの価値って事になるんですね。
っていうか、いくらボトルがバカラだとはいえボトルの制作に80万円は掛からないでしょうから凄い付加価値ですよね。

そしてウイスキーのボトルだと、写真の「ジョニ赤4.5L」スタンド付きで、これで550ドルもするのです。
日本円で55,000円ですよ。
あるじこれの「ジョニ黒」版を持っていましたが、当然55,000円なんかしやしません。
状態が良くてスタンド付きで便利、装飾品として飾っておいてもよいという理由だけでこの価格になっているそうです。
空瓶恐るべしですよね。
あ〜あ!あるじの「ジョニ黒」スタンド付き、とっておいたら幾らになっていたんだろう?一昨年ぐらいの花見会場に捨てて来たのが悔やまれます。
なんて事はおいといて、きっと本当に良いお酒の瓶ならば中身は飲んでもこのように価値も出るようなので、皆さんも中身のある状態で取っておかず、是非中のお酒は飲んで空瓶を飾るようにして下さい。
10年後20年後にその空瓶の価値も上がっているかもしれませんしね。

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