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 グレンゴイン蒸溜所のツアー

barvirgo2015-01-13

スコットランドではハイランドに分類される場所にあるグレンゴイン蒸溜所。
とは言ってもハイランドラインといわれるハイランドとローランドの境目で、蒸溜所自体はぎりぎりハイランド、ウェアハウス(貯蔵庫)にいたってはローランドに建っているというかなり南に位置する蒸溜所です。
そして現在スコットランド1の大都市グラスゴーから、車を運転して行かない限り最も訪れやすい蒸溜所がグレンゴインなのです。
オーヘントッシャン蒸溜所がグラスゴー市内から見れば一番近いのですが、市内からは路線バスも通っていなければ列車の駅もかなり離れた場所にあり、それに比べるとグレンゴイン蒸溜所へは蒸溜所前を通る路線バスがあり、バスは蒸溜所の前で停まってくれるので、とても見学に訪れやすいのです。
で、そんなグレンゴイン蒸溜所では見学ツアーを幾つか用意してくれているのですが、今年から新たなツアーが3つ追加される事になったそうです。
そして追加される3つのうちの2つが価格は少し高いのですが面白そうなのでちょっと紹介させて頂きます。
そしてこれからスコットランドに行って蒸溜所を見学しようと考えていらっしゃるのであれば、是非見学候補の1つに入れてもらえればと思います。
というわけで紹介する1つ目のツアーは、Malt Master Tourといって価格が50ポンド(約9,000円)、所要時間は1時間半、グレンゴイン12年のテイスティングから始まって蒸溜所の見学、その後サンプルルームにてグレンゴイン1997を5種類10mlずつテイスティングし、その5種類を自分でブレンドしてオリジナルのグレンゴイン17年カスクストレングス、ノンチルフィルター200mlを作り、持ち帰る事が出来ます。
そしてもう1つは、The No.1 Warehouse Sessionといって価格が75ポンド、所要時間は2時間、蒸溜所裏手の滝の前でグレンゴインカスクストレングスのテイスティングから始まり蒸溜所見学及びウェアハウス見学、その後ファーストフィルのシェリー樽原酒及びファーストフィルのバーボン樽原酒のテイスティング、それからまたウェアハウスに入って、選べる樽は決まっているのでしょうが自分で樽から汲んで200mlのボトルに詰め、持ち帰る事が出来るそうです。
如何です、どちらも楽しそうなツアーだと思いません?
グレンゴインには超ディープなマスタークラスもありますが、それだとほぼ1日がかりになってしまうので、今年から加わるこれらのツアーの方が予約は必要ですが、時間も2時間以内ですしとても記念になるウイスキーを持ち帰れるので、検討する価値はあるんじゃないかと思います。
てな訳で、グレンゴイン蒸溜所の各ツアーの詳細はこちらをご覧下さい。
因みにあるじは何時か50ポンドのツアーに参加したいと思いました。

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