あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 エジンバラで3つ目となる

barvirgo2017-08-17

モルトウイスキー蒸溜所建設計画が発表されました。
エジンバラ市内にモルトウイスキー蒸溜所が無くなって約90年、最近のウイスキーブームも手伝ってスコットランドの首都に蒸溜所を復活させようとする機運が高まっているような印象を受けます。
2015年に元マッカラン蒸溜所のマスターディスティラー、David Robertson(デヴィッド・ロバートソン)氏がホリールード・パーク・ディスティラリー建設を発表し、今年に入ってからは若い2人の起業家が4年後を目途にリーズの港に蒸溜所を建てる計画を発表、そして今回ジンジャービアで有名なCrabbie’s (クラビーズ)の親会社Halewood Wines & Spirits(ヘールウッド・ワインズ&スピリッツ/本社リヴァプール)がエジンバラのリーズよりやや西の港Granton Harbour(グラントン・ハーバー)にマイクロディスティラリーだそうですが、モルトウイスキーとジンを造る蒸溜所を建設すると発表したのです。
まあまだホリールード・パーク・ディスティラリーさえ誕生していないのですから今回発表された蒸溜所も本当に誕生するのか若干の不安もありますが、企業規模や計画自体を見ると今回に蒸溜所建設案が最も実現可能性が高いように思えるので、他の2つの蒸溜所ももちろん誕生して欲しいのですが、もしかすると発表は3番目でしたがエジンバラで造られるウイスキーのリリースとしてはここが1番最初になる様な気がします。
ただ今回の発表ではヴィジターセンター等には全く触れていないので、もしかすると見学は出来ない蒸溜所なのかもしれません。
まあそれでもスコットランドの首都エジンバラモルトウイスキー蒸溜所が増えるのは、Auld Reekie(オールドリーキー/煙る古都)と呼ばれたエジンバラの街に相応しい気がして嬉しいです。
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