お客様によく聞かれる事で、「お酒は何度ぐらいで凍るの?」というのがあります。
以前書いたと思っていたのですが、書いていないようなのでここで簡単に説明します。
まずエチルアルコールの氷点を知らないと、お酒の氷点も出せないので書きますと、エチルアルコールはおよそ−114.5℃だそうです。
ですからお酒の氷点は、たとえばウオツカなどでアルコール度数40%のものだと、−114.5×0.40なので、−45.8度で凍ることになります。但しこれは絶対にそうだという事ではなく、アルコールが飛んでいたり、成分が分離していたりすると変わってしまうので注意して下さい。
まぁそれなので、ほとんどの蒸留酒は冷凍庫に入れても凍らないのです。そして醸造酒はアルコール度数が低いですから、冷凍庫に入れると凍るものもあるわけです。
ということで、お酒を冷やす時の参考にしていただければ幸いです。