あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 2日目の夜

barvirgo2007-01-26

ある程度エジンバラ市内の観光を終え、お土産なども買ったのでホテルに戻り、荷物を置いて少し休憩をしてからまたロビーでY先生と秀さんと待ち合わせ、改めて飲みに出ました。
初日はホテルの前のパブ「THE GROSVENOR」にしましたが、この日は雨も降っていなかったので、ニュータウンの方に行こうかと思っていたのですが、ニュータウンの手前ウエストエンドにある「MOTHERS BAR」という通りから見ると雰囲気のよい店があり、ただ店は結構混んでいて、座席の方は一杯で座れそうもないので止めようか悩んでいると、そこの常連らしいお母さんに「いい店だから入りなさい」みたいに言われ、立ち飲みだけどまぁいいか、とそこに入ることにしたのでした。
また「MOTHERS BAR」は、結論から言うととても良い店なんです。

そこにいらっしゃったお客様の話なので、どこまで本当なのかは分かりませんが、元々銀行だったところを当時の内装を残しつつPUBにして、約100年近く営業している店なんだそうです。が・・・、この日もあるじ浦和レッズのタオルマフラーをして店に入ったせいか、そこにいた年配のおじさんに声を掛けられ、そのおじさんに自分等4人は気に入られてしまったのです。
因みに、このおじさんは後にヨメの命名で「セルティック1号」としたのですが、マンUが一番好きだけど、セルティックのファンで、「ナカム〜ラ、ナカム〜ラ」「ナカムラ最高!!」と何度も言っていました。
そして、「ナカム〜ラ」と言っているだけだったら良かったのですが、そのうちスコットランドの素晴らしい歌手(ナントカ?・チョン)が居るとか言い出し、ライブで歌っている店があるんだ、と言うのです。
それも最初は金曜日しか歌っていないと言っていたのに、暫らくすると一緒に聞きに行こうと言うのです。
一緒に聞きに行こうと言われても、この日は木曜日でその歌手は居ない筈だし、まさか本当にその時は連れて行かれるとは思って居なかったのですが、な・な・なんと!!「セルティック1号」いつの間にかタクシーの運転手を呼んでいて、「タクシー呼んだから、さぁ行こう!」みたいに言うじゃないですか・・・。
そして、自分は細かい事はなんと言っているのか分からなかったのですが、後で聞くと、タクシー代とその店に行ったらご馳走してやる、みたいなことも言っていたらしいのです。
で、仕方なくタクシーに乗り、市の中心ぐらいにある「THE HEBRIDES」という店に行きました。

そして、そこは確かにライブをやっているPUBではあったのですが、当然木曜日なのでナントカ・チョンは居なく、違う人が歌っていました。
とはいえ、そこまで来たので仕方なくビールを頼み飲んでいると、「セルティック1号」いつの間にか居なくなってしまったのです。
で、周りを良く見ると、なんか店の方たちが可哀想に・・・、見たいな目で自分達を見てるじゃないですか!!
ってことは、「セルティック1号」同じ様なこと結構やっているんでしょうね。
あるじ達、結構ホテルの近くで飲んでいたので、なんでこんなところで飲んで、しかも置いていかれちゃうの??とちょっと悲しくなってしまいましたね。
そして「セルティック1号」も居なくなったし、翌朝早い事もあったので「THE HEBRIDES」では1杯だけにし、また市の中心部から歩いてホテルに戻ったのでした。
まっ、こんな感じでエジンバラでの2日目が終わったのでした。