あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「アイラリベンジ」 〜再びのアイラ〜

―2日目―(1)
11月21日(水)、この日はアイラ島に早く渡る為、午前7時のフェリーを予約していました。
なので、前日はお酒を飲むのを控えめにし、朝5時半集合の5時45分にホテルを出発する予定にしてました。
ところが・・・、ここで思わぬトラブルが起こったのです。な・な・なんと!!ホテルのフロントにスタッフの人が居らず、入り口のドアも開かなかったのです。
まさかそんな事があるとは思っていなかったので、ホテルのロビーで全員唖然としてしまったのです。
しかし、ただ待っていても仕方ないし、フェリーの時間も気になるところだったのでヨメに頑張ってもらい、フロントのところに書いてある電話番号に電話し、何とか 10〜15分程でホテルの人に来て貰えたのです。
そして漸くホテルをチェックアウトし、急いで車を走らせ、フェリー乗り場のあるケナクレイグまで向かったのですが、まだ外は暗く思うようにスピードも出せず、もしこれでフェリーに間に合わなかったらどうしようと気が気でなく、泣きたいぐらいの気持ちで車を走らせていました。
そして、時間で言えば3〜4分前という、本当にギリギリのところでフェリーに間に合ったのです。
間に合わなかったら、もうホントどうしようかと色々考えてしまいましたね。ふ〜!
とはいえ、無事フェリーにも乗れ、予定通りアイラ島に渡る事が出来ました。
  
写真左はフェリーから見たアイラ島、右はアイラ島に近づき見えてきたポートエレンモルトスター
そして、アイラ島に近づいて先ず感動したのは、上陸する前フェリーが島に近づいただけで、島からピートの香りがしてきた事です。
これは2年前の9月には無かった事で、「冬場は暖を取る為、各家庭でもピートを焚くから島中ピート臭いよ。」とは話には聞いていたのですが、本当にこれでもか!というぐらいピートの香りがしてきたのには驚きました。
そして島に滞在中、其処彼処で本当にピートを焚いているらしく、ピートの香りがしてくる事がよくありました。
で、島に着いてからは先ず「ボウモア蒸留所」のコテージを借りていたので、ボウモアのビジターセンターに行き、コテージの鍵を借り、荷物をコテージに降ろしました。
で、この「ボウモア蒸留所」のコテージですが、ボウモアの街の中心に在り、室内も清潔で食事こそ付きませんがキッチンもあり、料金も安いので、これからアイラに行こうと思われている方には本当にお勧めです。
ボウモア蒸留所のホームページから空き情報や予約も出来るので、アイラ行きを考えている方は是非検討してみてください。
っと話が逸れましたが、まだ旅の話は長いので、今日はこのへんまでとします。