あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ノーザンハイランド、オークニーそしてスペイサイド −5−

9月19日(月)、予定していた蒸留所を全て周り終え、この日宿泊したのはGlenmorangie Houseシングルモルトスコッチで有名なグレンモーレンジィが所有するゲストハウスです。
蒸留所に見学に訪れるお客様が基本なのでしょが、それ以外でもB&DBとして宿泊に訪れるお客様も受け入れているようです。
まっ!日本から行って、Glenmorangie Houseに泊まろうと考える方は、当然グレンモーレンジィ蒸留所を見学しようと思う人だけでしょうけどね。
実際あるじもそうですし・・・
そして凄く素晴らしいゲストハウスでした。

左上、中上:宿泊した部屋   右上:ラウンジ          左下:レセプション       中下:応接間のキャビネット  右下:ゲストブックに記帳するモエモエ
部屋は自分たちの泊まった部屋も広くて豪華で、浴室にはバスタブがあったのでゆっくりお湯に浸かれましたし、その他の部屋も幾つか見せて頂いたのですが、全てがバスタブ付きの浴室でした。
バスタブは無いところも多いので、これだけでも日本人的にはありがたいです。
そして当然部屋にはウエルカムモーレンジィが置いてあります。
また通常ホテル等は殆どB&Bなのですが、ここではディナーが宿泊の基本料金に入っています。
って言うか、ここに泊まったらどこにも食べに行けない場所ってこともあるんですけどね。
で、今回は蒸留所を見学する前の体験としてのグレンモーレンジィ・シグネットサウンドテイスティングというのを行ってから、ディナーを頂きました。
モーレンジィハウスで御馳走になったディナー
左下がメニューで、左上から右下の順で提供してもらいました。


特に今回は、自分が誕生日だということを前もって通知しておいたせいか、とてもよくしてくれました。
そして夕食の後はラウンジで1杯、なんとラウンジの暖炉にはピートをくべる事が出来たので、ピートの香りに包まれながらモーレンジィを飲み、なんともいえない至福の時を過ごす事が出来ました。
 左:朝食のデザート        中:プライベートビーチに向かう道   右:プライベートビーチ
そして、朝食にも選択肢があり、至れり尽くせりのモーレンジィハウスではあったのですが、但し、そこに辿り着くのが大変だったのです。
何しろA9という幹線道路から脇道に入るのですが、そこからモーレンジィハウスに到るまで看板らしき物も無く、初めて訪れる日本人にはかなり高いハードルを越えないと辿り着けない場所なんですよね〜・・・
しかも、現地でレンタカーを借りる時、カーナビでも借りられれば好いのですが、 スコットランドで利用する場合予約も出来ず、現地で空きがあったら借りられますよ〜って感じなんですよね〜・・・
なので、あるじも何とか辿り着くことが出来、モーレンジィハウスを堪能することは出来たのですが、皆さんにお勧めしていいのかどうかは?若干悩むところなんですよね〜・・・
まっ!そんな訳で、モーレンジィには、幹線道路のA9のところから「こちらです」みたいな看板を出して欲しいと思いましたし、そうして貰えるよう日本の代理店にも働きかけていきたいとも思いました。
そうなれば素敵な所なので、皆さんにも是非行って下さい。と強く言えますからね!
てな訳で、決して安くは無いし、簡単に辿り着けない場所でもあるのですが、機会があれば是非皆さんにも訪れて欲しいと感じたGlenmorangie Houseでの素晴らしい一夜を過ごしたあるじだったのでした。
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