あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ノーザンハイランド、オークニーそしてスペイサイド −9−

barvirgo2011-10-24

9月20日(火)、この日訪れた3つ目の蒸留所は、スコットランド・メインランド最北の蒸留所、オールドプルトニー蒸留所でした。
スコットランド最北の蒸留所はハイランドパーク蒸留所ですが、ハイランドパークはメインランドの北に浮かぶオークニー諸島に在りますからね。
なので、島の蒸留所だと飛行機やフェリーで行かなくてはならず、天候によっては訪れることが難しくなりますが、オールドプルトニーなら地続きなので多少天気が悪くても訪れることが出来る最北の蒸留所ということになります。
まっ!自分が訪れた時は天気は良かったので、気持ちよくノーザンハイランドの景色を見つつドライブして行けましたけどね。
で、訪れたオールドプルトニー蒸留所、ウィックという港町にあり別名海の蒸留所とも言われているそうです。
それで右上写真の看板の様に、そこかしこに海をイメージした青を使っています。
そして使っている青い色はウィックの町が面する北海の海の色だそうです。
とにかく良い蒸留所なので、ぜひ皆さんにも訪れて欲しいのですが、開いている時間及び見学ツアーの時間*1が限られているので、インヴァネスからも遠いですし、見学を計画される時はよく注意して下さい。
そしてツアーは3種類あり、5ポンドの見学だけのツアー、15ポンド、30ポンドとテイスティングの付くツアーとあります。
因みに30ポンドのツアーだと、蒸留所のマネージャー自ら案内してくれて30年物のウイスキーも飲ませてもらえます。
とは言いながらも、予約の仕方しだいではある程度融通を利かせてくれます。 (たぶん) 何しろあるじ、クローズタイムの午後4時に予約していましたからね。
ただ、あまり遅くなっては申し訳ないというのもあって、クライヌリッシュからまっすぐ向かったら、思いの他早く到着(午後3時半頃)出来たので、メインランド最北といってもそんなには遠くないとも感じました。
そして蒸留所見学、あるじは30ポンドのツアーだったので、蒸留所マネージャー、Malcolm Waring(マルコム・ウェアリング)氏に案内してもらいました。
ツアーの途中で知ったのですが、マルコム氏はあるじと同じ歳でした。
同じ歳でプルトニーのマネージャーかと思うと凄いな〜と思っちゃいました。
まっ!そんなこんなで見学、オールドプルトニー蒸留所も写真OKの蒸留所だったので、ある程度写真を撮っていますから、次回下手な写真ばかりですが、それを使って紹介します。
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*1:オープンタイムは1年を通して月〜金が午前10時〜午後1時&午後2時〜午後4時、但し4月〜9月は午前10時〜午後4時、そして見学ツアーは午前11時と午後2時で要予約