あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ノーザンハイランド、オークニーそしてスペイサイド −14−

barvirgo2011-10-31

9月21日(水)、午前中にスカラブレエ等の世界遺産を見て来た後は、やはり何といってもオークニーまで行った最大の目的である、ハイランドパーク蒸留所の見学です。
で、ハイランドパーク蒸留所の見学ツアーには、6ポンドの 通常ツアーと、12年物、15年物、18年物、25年物のテイスティングがついた35ポンドのツアー、そして予約は必要ですがハイランドパーク40年を含むフルレンジのウイスキーテイスティング出来、しかも宿泊先までの送迎が付いた75ポンドのツアーがあります。(因みに送迎はベンツのワゴンです)

そして、あるじが参加したのは75ポンドのツアーで、この日はデンマークからお見えになったという御年配のご夫婦と一緒させて頂きました。
まっ!確かに安いツアーではありませんが、ホテルまで送り迎えしてくれるので、蒸留所で心おきなく飲めますし、40年物等普段ではなかなか飲めないウイスキーも飲めるので、そう何度も行ける所ではないと思うのでお勧めです。
そして蒸留所見学ですが、まず最初は全ての見学ツアー参加者が一緒に下記のビデオを見せられます。
 
その後自分はシニアガイドの方のガイドで蒸留所を見学させて頂きました。
左:ビデオルームで光るハイランドパークのロゴ  中:蒸留所の創業年が刻んである壁  右:キルン
で、最初は簡単にハイランドパークの説明を中庭で聞きました。
スコットランド最北のウイスキー蒸留所だけど、蒸留所というだけならシェットランドにブラックウッドというジンやウオツカを造っている蒸留所がある話や、世界最北のウイスキー蒸留所となると、スウェーデンにマクミラ蒸留所が在るという話もしてくれました。
そのあたりは黙っていてもいいのに偉いなぁ〜と感心しました。
またハイランドパークでも硬水に拘りがあるのか、その事もここで説明してくれました。
今回あるじが周った蒸留所では、ここハイランドパークを含めグレンモーレンジィ、グレンリベットと硬水を仕込み水に使う蒸留所が4ヶ所中3ヶ所もあったんですよね!
で、ビデオ鑑賞、簡単な説明も終わり、ここからは各施設の見学をしたのですが、それまで書いていると長くなってしまうので、それは後日写真と共に紹介します。
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