あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Amrut Two Continents(アムルット・トゥーコンチネンツ)

barvirgo2012-02-07

昨日「秩父・ザ・ファースト」がWhisky Advocate AwardのJapanese Whisky of the Yearに選ばれた事を書きましたが、Whisky Advocateが次に発表したNew World Whisky of the Yearに選ばれたウイスキーがあるじ自身ちょっと気になったので紹介します。
それが右写真の「Amrut Two Continents(アムルット・トゥーコンチネンツ)」なのですが、これはインドで造られているシングルモルトウイスキーです。
今回このアワードの候補には、フランスのグラン・アー・モーや、スウェーデンのマクミラ、台湾のカヴァラン、イングランドのセント・ジョージズ等が上がったそうですが、それらをおさえて選ばれています。
それでこの「アムルット・トゥーコンチネンツ」ですが、今回選ばれたのはセカンドエディションで、アムルットとしては2回目の限定品だそうです。
また製品名のトゥーコンチネンツ(2大陸)というのは造り方というか熟成方法から由来していて、南インドの暖かい気候の中で熟成させた後、ヨーロッパの涼しい気候の場所(因みに場所は秘密らしい)に移して2年間熟成させたそうです。
しかし、樽を変えるのではなく気候条件の違うところで熟成させるなんて面白いことを考えますよね。
で、因みにこのセカンドエディションは4樽だそうです。
そして熟成に使った樽の種類も1つはセカンドフィルのバーボン樽と、まぁよく使われる樽種ではあるのですが、もう1つが面白くグレーンカスクなんだそうです。
どうです?なんか気になるウイスキーじゃありませんか?
味わいも良さそうなので、手に入るのなら飲んでみたいとあるじ思うんですよね〜
またアムルットのウイスキーは何種類か日本に入って来ているので、数は少ないでしょうが、是非これも入って来て欲しいと思います。
ただこのウイスキーが手に入らなくても、アムルット今までにも幾つか飲んだことはありますが、確かに良いウイスキーだったことを思い出したので、何か1本Virgoでも仕入れる事にします。
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