あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 出羽三山神社に

barvirgo2012-02-13

行って来ました。
出羽三山神社の神主が友人という事もあり、また東京に出て来た時には店にも寄ってもらっているので、普段神社には行かないあるじですが、歴史的にも文化的にも訪れる価値のある所と思い、またこの景気の悪いご時勢折角なのでご祈祷もして頂こうと行って来たわけです。
まぁ結果としては無事行って友人と飲む事も出来、日曜日には御祈祷して頂く事も出来たのですが、行きと帰りにアクシデントがあり、なかなかの旅となりました。
まずあるじ、東京を出る日の朝まで一応仕事だったので出発を昼過ぎにし、午後1時12分の新幹線で新潟へ出て、そこから特急列車「いなほ7号」で鶴岡に向かいました。

ところが、その「いなほ7号」が府屋の駅目前で故障し動けなくなってしまったのです。
しかも停車する前に何か物が壊れる音はするは、数回にわたって火花が散るはで、車内も一時騒然となりました。
てな訳でおよそ午後5時頃に電車が停車したのですが、車内で待たされること約4時間、やっと代替のバスが来て鶴岡には5時間弱遅れの到着となってしまったのです。
まっ、それでも友人は会いに来てくれたので、短い時間ですが一緒に飲む事も出来ました。
そして日曜日に出羽三山神社に向かったのですが、鶴岡から神社のある羽黒山頂まで凄い雪があり、とても自分では運転など考えられない道をバスの運転手さんが事も無げに運転するのには感動しましたね。
またバスはそのままでは羽黒山頂まで登れないらしく、途中で少し小さいバスに乗り換え登りました。(写真上のバスから写真下のバス)
バスはほとんど貸しきり状態、ハイランド牛の  モエモエにもワンシート、途中の大鳥居、またバスの中から見た外の風景
左:出羽三山神社参集殿  中:鐘楼  右:霊祭殿 
バーテンダーとしては奉納するならウイスキーという事で、 今回はアードベッグを納めてきました。

そしてお昼に頂いた精進料理、どれも美味しく、特に餡が掛かった胡麻豆腐は絶品でした。









で帰路に着くのですが、鶴岡の駅に戻ると、来る時は途中で止まった「いなほ」が、この日は1号から止まっていたらしく、あるじが乗る予定の「いなほ12号」も 止まっていたのです。
そこで結局帰りもJRが代替バスを出し、それで新潟まで行き、そして最終の新幹線に乗り込み何とか無事東京に帰るという、当初の予定より行き帰りとも大変な長旅となった今回の旅行でした。
しかし、移動で疲れはしましたが、歴史と文化に触れる事が出来、またトラブルがあった時には色んな人間模様も見られ、そして雪国で暮らす人達の凄さを感じ、今回は行って本当に良かったと思いました。
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