あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

グレンゴイン、アラン、スプリングバンクそしてアイラ −14−

barvirgo2012-06-03

5月1日(火)、アイラ上陸2日目です。
1日前(4/30)は、午前中にキャンベルタウンでスプリングバンク蒸留所を見学し、午後アイラ島に渡って来てからはブルイックラディ蒸留所を見学しました。
そしてこの日は先ずボウモア蒸留所の見学です。
あるじ達はアポイントを入れて通常とは違うツアーで見学させてもらいましたが、ボウモア蒸留所の見学は、通常イースター*1から8月までは月曜から土曜が午前10時・11時、午後2時・3時の4回で、7月8月は日曜日の午後1時・2時にも行なわれます。
そして9月から翌年のイースターまでは月曜から金曜が午前10時半と午後3時の2回、土曜日が午前10時の1回となっています。
そして見学料は6ポンド、また要予約ですがクラフトマンツアーというのもあり、こちらは45ポンドでツアー自体の時間も長く、またボウモア蒸留所の聖地とも言える貯蔵庫No.1 Vaultsに入る事が出来、そこで幾つかのスペシャルなボウモアテイスティングさせてもらうことも出来ます。
ただし、このツアーに45ポンドの価値があるかと聞かれるとちょっと微妙ですが、まっ!折角アイラまで訪れるのですから思い切って申し込んでみるというのもありかなとは思います。
で、先にも少し書きましたが、あるじ達はちょっと特別なツアーにしてもらえるようアポイントを入れていた事もあり、午前9時にボウモア蒸留所のヴィジターセンターを訪れました。
因みにどんなツアーにしてもらったかというと、ピート掘り体験&ウォーターソース見学+クラフトマンツアーです。
てな訳で先ずはピート掘りから、おかげさまで天気も良かったのでヴィジターセンターで長靴を借り、ガイドのちょっと可愛い女性とピート掘りを教えてくれるスタッフの車の後を追いあるじ達も車でアイラ島のそれこそ真ん中あたり、それこそ一面ピートだらけという場所に行きました。
そしてピート掘りを始めるのですが、やはりそこはアイラ島、とても天気は良かったのですが、やはり結構寒かったです。
てな訳でガイドのお姉さんから朝食としてボウモアのミニチュアボトルとクッキーを頂きました。
ドライバーも関係なしに1杯飲んで、身体を温めてからピートを掘ります。
先ずはスタッフのおじさんが手本を見せてくれます。
地面に近いところは乾燥していて難しいらしく、少し下がった水分の多いところを掘りました。
  因みにこの写真はあるじのヨメがピートを掘ってるところです。
後はヨメにあるじが掘っているところを動画で撮ってもらったので、宜しければその様子もご覧下さい。
 
で、もし皆さんもアイラに行ったらピート掘りをしてみたいというのであれば、アードベッグ蒸留所がお天気の良い水曜日に行なっているWalk to the Water Sourceという35ポンドのツアーか、予約が必要ですが3月から10月の平日に行なわれているラフロイグ蒸留所のWATER TO WHISKY EXPERIENCEという70ポンドのツアー、またはWild and Magic Islayというサイトがあり、そこで天気の良い火曜日に行なわれるPEAT CUTTING, DRYING & STACKING WORKSHOPという25ポンドのワークショップ(要予約)がありますので、そのどれかに申し込まれると良いと思います。
またそれぞれのツアーは内容等も違いますので、各ホームページ等で確認の上申し込まれると良いと思います。
実際ピート掘りはやってみると難しいのですが、楽しいですし良い経験にもなります。
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*1:復活祭の日、春分の日の後に来る満月の日の後の最初の日曜日だそうです。