ウイスキーだけじゃなくテキーラでも

なんとポートカスクフィニッシュだそうですよ。
メキシコを代表するお酒テキーラ、樽で熟成させないものも多く、樽で熟成させるレポサド、アネホなどはちょっと高級なイメージがあるお酒なんですが、このたびテキーラのブランドしてはそこそこ知られている｢エラドゥーラ｣から、最初ミディアムチャー(樽の内側を焼くレベルが中ぐらい)のアメリカンオークで11ヶ月熟成させ、その後ポートワインの樽に移し変え後熟させたテキーラが発売されるそうです。
メキシコでは熟成の進みが早いので樽に入れる期間は短いと思いますが、ウイスキーの熟成でも時々行なう樽を変えて１つの樽種からだけでは生まれない香りや味わいに深みを与える手法を取り入れるとは、｢エラドゥーラ｣やるな〜って感じです。
因みに｢エラドゥーラ｣のマスターディスティラー、マリア・テレサ・ララ女史のテイスティングノートによると、ポートカスクフィニッシュは、テキーラにポートワインのニュアンス、プラム、ペッパー、そしてほのかにダークチョコレートの感じが加えられた味わいだそうです。
そして販売は2,000ケース、アメリカで１ケース89.99ドルだそうです。
またこの｢エラドゥーラ｣はColeccion de la Casa seriesとなっていましたから、今後また違った樽で熟成させたテキーラが販売される可能性は高いでしょうね。
そして、もしこの｢エラドゥーラ｣が人気が出て直ぐ売り切れるような事になると他のテキーラメーカーも追随し、色んな樽で熟成させたテキーラが市場に出回るようになるんでしょうね。
となると、テキーラもより楽しくなるんじゃないかなと思います。
だし、このポートカスクフィニッシュの｢エラドゥーラ｣が先ず飲みたいあるじです。

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