あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

Bruichladdich Cask 1 ‘Wee Ruari’

barvirgo2013-04-18

先日スコットランドの酒屋Loch Fyne Whiskiesからメールが届きました。
ブルックラディ蒸溜所再開後、最初に樽詰めしたウイスキーの発売案内でした。
それが写真のBruichladdich Cask 1 ‘Wee Ruari’です。
蒸溜所再開後最初の樽からボトリングしたウイスキーなのでCask 1、これは皆さんにもなるほどと思ってもらえると思いますが、その後のサブタイトル‘Wee Ruari’はどんな意味があるんだろう?って思いますよね。
まっ、Weeは小さなという意味で、Ruariは、これは1994年以来休止していた ブルックラディ蒸溜所をビームグローバルから買収し、再開に漕ぎ着けた当時のオーナーMark Reynier(マーク・レイニアー)氏の息子さんの名前だそうです。
で、左の写真が再開後最初に蒸留して得たニューメークスピリッツ(原酒)を樽詰めする時の様子なんだそうですが、スーツを着ていらっしゃるのがオーナーのマーク・レイニアー氏、そして真ん中に写っている赤い服着た小さな赤ちゃん(当時5ヶ月)がRuari(ルアリ?)ちゃんだそうです。
そしてこれは、2001年5月29日のことだそうです。
それから11年、ブルックラディは独立系の蒸留所として様々なウイスキーをリリースし、そして世界的にも注目を浴びるようになった為、大手飲料グループレミーコアントローの目に留まり、昨年の7月蒸溜所はマークの手を離れる事になったのです。
しかし、このRuariと名づけられたラディのCask 1は、アルコール度数46%でボトリングされ376本取ることが出来マーク一家の物となったそうなのですが、そのうちの250本はスコットランドでも有名な酒屋Loch Fyne Whiskiesを通して、販売する事にしたんだそうです。
という事であるじのところにも案内が来たのです。
で、ラディ好きのあるじとしては、蒸溜所再開後最初に樽からボトリングされた貴重なウイスキーだし、凄く欲しいし飲みたいのですが、価格が250ポンド(約37,500円)、日本から買う場合は税抜き価格になるので208.33ポンド(約31,000円)、但し送料がLoch FyneはDHLを使う為46ポンド(約7,000円)掛かるので、どうしようか結構迷っているんですよね〜・・・
なので、誰か買ってあるじに1杯だけでいいので飲ませてくれると嬉しいな!なんて思います。
因みにこのラディはこちら、Loch Fyne Whiskiesで今ならまだお買い求め出来ます。
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