あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 お詫び

barvirgo2015-04-16

3日前の月曜日、「グレンリヴェット ファウンダーズリザーヴ」が6月に発売になるようです。なんて書いてしまいましたが、6月に発売になるグレンリヴェットは「ナデューラ オロロソ」でした。
世界的には「12年」と「ファウンダーズリザーヴ」の入れ替えが始まっていますが、日本では「12年」を残してもらう事にしたそうです。
昨日あるじはグレンリヴェットセミナーに参加したのですが、改めて飲んだ「12年」は安心して飲める味わいだったので、残して貰うようお願いした日本の代理店をそこは褒めたいなと思いました。
そして「ナデューラ オロロソ」、ファーストフィルのオロロソシェリー樽で熟成させた「グレンリヴェット」の原酒をスモールバッチ(少量複数樽)で味わい優先にマスターディスティラーのアラン・ウインチェスター氏がヴァッティングし、ノンチルフィルター、ノーカラーリング、ノンエージステートメントカスクストレングスでボトリングしたシングルモルトウイスキーだそうです。
オロロソシェリー樽由来の味わいがしっかり感じられるウイスキーに仕上がっていたので、シェリー樽熟成のウイスキーがすきな方には喜ばれるかなと思いました。
そしてあるじが残念に思ったのが、現在流通している現行の「ナデューラ16年」、終売は日本のマーケットでの事なのかと思っていたら、それも悲しいニュースなんですがそれ以上に生産そのものが終了で、世界的にも現在出回っている商品で無くなってしまうという事です。
最近のグレンリヴェットの中では一番好きな味わいだったので本当に残念です。
なので、現行の「ナデューラ16年」が好きな方はそれこそ今のうちに買っておくことをお勧めします。

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