あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 エジンバラ〜キャンベルタウン〜アイラ  −23−

barvirgo2016-06-29

5月4日(水)、ボウモア蒸溜所の見学、マッシュハウス(糖化室)の次はタンルーム(醗酵室)です。
ボウモア蒸溜所のウォッシュバック(醗酵槽)はステンレス等の金属製ではなくオレゴンパイン(米松)、そして各ウォッシュバックの上には歴代オーナー企業の名前とその所有期間が掲示されています。
但し、現オーナーの(ビーム・)サントリー掲示されておりません。

写真左は見学コースではないところにあるウォッシュバックで写真中央が見学コース上のウォッシュバック、そして写真右がウォッシュバックの中、醗酵中のビアとかウォッシュと呼ばれる7〜8%のモロミ、良い香りですが醗酵中は二酸化炭素を発生させているので、あまり香りを嗅ぎすぎると鼻が痛くなります。っていうか下手すると死にます・・・

そしてタンルームを抜けるとスティルハウス(蒸溜室)、写真には3基しか写っていませんが、ポットスティルが初溜・再溜2基ずつ計4基あります。
どこの蒸溜所でもそうですが、スティルハウスに入ると何故か感動してしまいます。
そして蒸溜についての説明を聞きますが、皆さんついつい写真を撮るのに夢中でちゃんと話を聞いていなかったりします。
まあそれだけ皆さん感動していたのでしょうが・・・

でスティルハウスを通り抜け、見学の最後となるウェアハウス(貯蔵庫)、No.1 Vaults(ナンバーワン ヴォルツ)に向かいます。
ここで熟成樽の説明等伺い通常のツアーは終了となります。
あるじ達も今回は通常のツアーだったので見学はここまで、ヴィジターセンターに戻る前に海抜0メートルというナンバーワン ヴォルツの壁に記されたBOWMOREの文字を見、この文字もこの場で見るととても感動するので、是非皆さんにもこの場(ボウモア蒸溜所を含むアイラ島)に見に来てもらいたいな!なんて思いました。
〜続く〜

にほんブログ村