あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 160万人

barvirgo2016-08-11

もの人が、昨年スコットランドの蒸溜所を訪れたそうです。
SWA(Scotch Whisky Association/スコッチウイスキー協会)が昨日2015年にスコットランドの蒸溜所に訪れた人の数を発表しました。
まあ延べ人数なのでしょうがおよそ160万人、2014年に比べて7%、2010年に比べると約20%も多くの人がスコットランドの蒸溜所を訪れているのだそうです。
スコットランドの観光客数自体は減っているそうで、そんな中蒸溜所を訪れる人の数は増えているというのですから、ウイスキー人気凄いですよね。
蒸溜所を訪れてみようと思うからにはそれなりにウイスキーが好きで飲んでいるのでしょうしね!
そして沢山の人が蒸溜所を訪れるぐらいウイスキーを飲んでいるから供給より需要が上回り、その為に最近のウイスキー価格も上がってきているんでしょうね。
なんていうことを感じました。
また実際スコットランドに行って蒸溜所を周っていても、確かに年々見学に訪れる人が増えているなと感じますし、見学出来る環境も整ってきたなと感じます。
なにしろ以前は見学出来なかった蒸溜所が今では見学出来たりする訳ですからね。
そしてこうして見学社が増えるという事は、蒸溜所にとっても喜ばしいのと同時に、蒸溜所がある地域の宿泊施設であったり、パブであったり、ショップであったりの売上げにも貢献し、地域経済の活性化に繋がっているそうなので、このあたりは日本の造り酒屋さんなどももっともっと見学者を呼び込み、日本酒及び地域経済の活性化を図れば良いのにと思った今回の発表でした。
そしてスコットランドの蒸溜所には、もっともっと多くの日本の方に訪れて欲しいとも思ったあるじなのでした。

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