あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 北欧で気になるウイスキー

barvirgo2017-08-24

というと正確には正しくないがこれから誕生する筈の、北欧のあるじが気になる2つのウイスキーについて簡単に紹介したいと思います。
先ず1つ目はフィンランドKyrö Distillery Company(カイロ・ディスティラリー・カンパニー)が造っている100%シングルモルトライウイスキーライ麦だけを使ったモルトウイスキーだそうで、現在熟成中で初のウイスキーが今年中にはリリースされるそうです。
フィンランドウイスキーというのも気になりますし、ライ麦だけを原料にしたモルトウイスキーという今までにありそうでないウイスキーなので、何時か機会があれば飲んでみたいなと思うのですが皆さんは如何でしょう?
そしてもう1つ気になるのがノルウェーAurora Spirit(オーロラ・スピリット)が造っているというウイスキー、なにしろこのオーロラ・スピリット、蒸溜所が北緯69.39°という北極圏の内側に在りアイスランドレイキャビックより北で世界最北の蒸溜所なんだそうです。
そんな北極圏の内側でウイスキーが造れるのか?とも思いますが、既にBivrost(ビヴロスト)というブランドでジンやウォッカアクアヴィットなどはリリースしているので蒸溜酒を造る事自体は問題ないと思われます。
要は北極圏のような寒いところで熟成が進むのか?ってところですが、どうやって熟成させているのか説明を読むと、かつてNATO(北大西洋条約機構)が使用していたロシアの潜水艦を追跡する地価の基地が在ったそうで、そこでスコットランドのスペイサイドクーパレッジから取り寄せた樽に原酒を詰め熟成させているのだそうです。
それと使用しているのが5000年前の氷河の水だっていうんですから・・・、どんなウイスキーが出来るのか?気になりますよね。
因みにウイスキーがリリースされるのは2019年だそうです。
という訳で如何です?北欧のウイスキー、日本ではスウェーデンウイスキーが流通していますがこれからは・・・
こうした今までにないウイスキーも流通してくれると嬉しいですよね。
そして何はともあれ、あるじもこれら北欧のウイスキー、何時か飲んでみたいと思います。
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