あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)2016

barvirgo2016-03-18

が日本だと今朝方発表されました。
各カテゴリーのベストウイスキーが決まり発表されたわけですが、世界的なウイスキーブームもあってかカテゴリーも細分化され、かなり増えてしまったので、今回はあるじが注目したカテゴリーに絞り紹介します。
先ずは写真を見て頂いても分かるとおり日本のウイスキーサントリーの「響21年」がワールド・ベスト・ブレンデッドウイスキーに選ばれました。
今年は日本のウイスキーはどうかな〜?と、ちょっと心配していたのですが、相変わらず世界的な評価も高いまま維持出来ていました。

そしてもう1つ日本のウイスキーがワールド・ベストに選ばれました。
それはキリンの「富士御殿場蒸溜所シングルグレーン25年スモールバッチ」です。
ここ数年急激に増え続けているグレーンウイスキーの中で、日本の中でもかなりマイナーな御殿場蒸溜所のグレーンウイスキーがワールド・ベスト・グレーンウイスキーに選ばれたのは、親会社のキリンビールウイスキーに力を入れていない中頑張っているキリンディスティラリーの皆さんにとって、凄く勇気付けられる結果だったんじゃないかと思います。
これで親会社のキリンビールがもう少しウイスキーに目を向けてくれると、もっと嬉しいんですけどね・・・
そしてやっぱり気になるのはシングルモルト、どこのどのシングルモルトウイスキーがワールド・ベストなのか?皆さん気になりますよね。
あるじも気になります。
なのでご紹介しますが、今年は、「オールドプルトニー・ヴィンテージ1989」が選ばれていました。
あるじの大好きなスコットランド・ハイランドに在る蒸溜所のウイスキーだったので、これもあるじ的には嬉しいニュースでした。
因みに「オールドプルトニー」は定番商品でもバランスよく深い味わいのシングルモルトウイスキーなので、是非皆さんも飲んでみてください。
そして最後にもう1つ、シングルモルトウイスキーでワールド・ベストに輝いたウイスキーがあるので紹介します。
それは、台湾で造られているシングルモルトウイスキーの「カバラン・ソリスト・アモンティリャードシェリー・シングル・カスク・ストレングス」で、これはワールド・ベスト・シングルカスクシングルモルトウイスキーというカテゴリーでの受賞でした。
シングルカスクという厳選された樽からボトリングされたウイスキーで台湾のウイスキーが受賞するというのは、蒸溜所の誕生からの年数を考えると、熟成年数だけではウイスキーの味わいは計れないということなんだなと、改めて感じさせられました。
という訳で、今回WWAのワールド・ベストが発表になったので、とりあえずあるじが注目した結果だけ紹介させて頂きました。
なのでその他の結果も気になる方は、http://www.worldwhiskiesawards.com/2016/:Title=こちらで全ての結果がご覧になれますので、http://www.worldwhiskiesawards.com/2016/:Title=こちらをご覧下さい。

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