あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Cotswolds Single Malt Whisky(コッツウォルズ・シングルモルトウイスキー)

barvirgo2017-08-23

がこの10月から発売になるそうです。
ここ最近ウイスキー関連のニュースが凄く多く、その全てを皆さんに紹介することは出来そうにないのでその中からとりあえず1つ、イングランドコッツウォルズに2014年オープンしたコッツウォルズ蒸溜所が来月23日で造っていたモルトウイスキー原酒が3年を経過しシングルモルトウイスキーとしてリリースすることが出来るようになる為、10月からシングルモルトウイスキーを発売すると発表しました。
最初のリリースは4,000本、予約ですでに2,500本が売れていて残り1,500本は蒸溜所のショップでの販売だそうです。
で、これだけだったらほぼ入手不可能なウイスキーなのでここで紹介することでもないのですが、コッツウォルズ蒸溜所としてはその後もコンスタントにシングルモルトウイスキーを市場に出していくと合わせて発表し、また現在ジンを販売していて、そのジンの海外マーケットでの売上げが20%なんだそうですが、ウイスキーに関しては50%は海外で売りたいと考えているとの事なので、コッツウォルズ・ジンは日本でも販売されたので、コッツウォルズシングルモルトウイスキーも近い将来日本で販売される可能性が高いと思われ、ここでこのウイスキーのニュースを紹介する事にしたのです。
因みにコッツウォルズシングルモルトウイスキー、原料の大麦は全て地元コッツウォルズ産で全て自社でフロアモルティングもしているので、製造する上でその都度どこの農場の大麦から出来た原酒か分かる為全てのボトルにそれぞれどこの農場の大麦が使われているのか表記されるそうです。
これは飲み手の為でもあるそうですが、より大麦生産者の為でもあるのだそうです。
自分の作った大麦がどんなウイスキーになったのか分かるというのは生産者としても嬉しいし励みになりますものね。
なのでこれはちょっといい話だなとあるじも思ってしまいました。
という訳で今すぐというわけではありませんが、おそらく近い将来日本でも飲むことが出来るコッツウォルズシングルモルトウイスキー、どんな味わいなのか楽しみにお待ち下さい。
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