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 グレンロセスが変わる・・・

barvirgo2018-09-08

スコットランド・スペイサイドのシングルモルトウイスキーグレンロセス」、ブレンデッドウイスキーの原酒としての人気が高くシングルモルトウイスキーとしてのリリースは少ないのですが、1993年からシングルヴィンテージ(蒸溜年)に拘ったウイスキーをリリースするようになり、また2010年から「グレンロセス」のブランド権を取得したベリー・ブロス&ラッド(BBR)の積極的なプロモーション活動もありだいぶ認知度も上がったシングルモルトウイスキーです。
ところが昨年BBRが所有していたブランド権が、蒸溜所を所有するエドリントンに再び戻る事になったのです。
結構BBRは頑張って「グレンロセス」を売っていたので、たった7年ほどでブランド権がエドリントンに戻ってしまったのは、あるじ的には驚きでした。
という訳で製造・販売すべてエドリントンが行なう事になった「グレンロセス」、BBR時代とは変わってしまうのではないかと思っていたんですが、やはり・・・商品構成を見直し、今までこだわっていたシングルヴィンテージ路線からエージステートメント(熟成年数)路線に切り替えた6種類をリリースする事にしたそうです。
それが写真の5種類(10年、12年、メーカーズカット、18年、25年)と来年2月リリースの40年物だそうです。
そして今回熟成年の拘りと合わせ発表されたのがすべてシェリー樽熟成にする事です。
もともとシェリー樽熟成原酒の多い蒸溜所ではありますが、1つもバーボン樽熟成原酒を使っていないのはある意味エドリントンらしいといえばエドリントンらしいのかもしれません。
なにしろエドリントンはシェリー樽熟成に拘っているマッカラン蒸溜所やハイランドパーク蒸溜所を所有している会社ですからね。
なので今までの商品もシェリー樽熟成原酒メインのものが多かったですが、よりシェリー樽熟成原酒に特化しているのでシェリー樽熟成系の好きな方には楽しみな構成といえるのかもしれませんね。
という訳で新しく生まれ変わる「グレンロセス」そのうち日本でも販売になると思うのでシェリー樽熟成のウイスキー好きな方は楽しみにお待ち下さい。
また現行品が好きな皆様は今のうちに現行品を確保しておいて下さい。
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