あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ニッカウヰスキー、本格的にアメリカ進出!

アメリカ、サンフランシスコを拠点とするAnchor Distilling Company(アンカー・ディスティリング・カンパニー)は、昨年からニッカのウイスキーアメリカで販売しているのですが、これまでは「余市15年」と「竹鶴12年」の2種類だったのを、今月から4種類追加して6種類販売することにしたそうです。
新たに今月から発売されるのは、「宮城峡12年」、「竹鶴17年」、「竹鶴21年」、「カフェグレーン」の4種類だそうです。
アンカー・ディスティリング・カンパニーのDavid King(デーヴィッド・キング)社長は、ニッカウヰスキーの品質の高さにアメリカの消費者が衝撃を受け、先に扱った「余市15年」と「竹鶴12年」の売上げの伸びからも、ニッカウヰスキーアメリカで成功すると確信しているそうです。
まっ、そう思ったからこそ新たに4種類を扱う事にしたのでしょうが、本当にアメリカ中にニッカウヰスキーを広めてほしいとあるじも思いました。
というのも日本では、ジャパニーズウイスキーは世界の5大ウイスキー*1の1つだとよく紹介していますが、実際アメリカでは今まで殆ど知られておらず、アメリカでのウイスキーコンペティションではその他の国扱いされる事が殆どだったのです。
しかし、アンカー・ディスティリング・カンパニーがこれからアメリカ中に紹介し販売してくれれば、先のアンカーの社長の声にもあるように、ニッカウヰスキーの品質の高さはアメリカで充分に通用すると思うのです。
そしてそれはニッカウヰスキーはもちろん、日本のウイスキー全般の品質の高さをアメリカだけでなく世界に広める事になると思うし、ひいては日本のウイスキー業界全体の活性化にも繋がると思うんですよね。
なので、是非アンカー・ディスティリング・カンパニーには頑張ってもらいたいと思います。
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*1:スコットランドアイルランドアメリカ、カナダ、日本で造られるウイスキー