あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 スコットランドでハッピーニューイヤー!(3)

barvirgo2014-01-07

さて、グレンタレット蒸溜所へ到着したらまず見学です。
昨日も書きましたが、グレンタレット蒸溜所(フェイマスグラウス・エクスペリエンス)には5つのツアーが用意されているので、こちらフェイマスのサイトをチェックして気に入ったツアーに参加されると良いでしょう。
てな訳であるじが参加したのは、Challenge Your Sensesというツアーです。
このツアーは60ポンド(約1万円超)するツアーなのですが、蒸溜所見学の他に、ブレンド体験が出来、自分のオリジナルのブレンデッドウイスキー(100ml)が作れて、それを持ち帰る事が出来るのです。
まっ、確かにこのツアーはちょっと高くはあるのですが、そうそう海外の蒸溜所を訪れ、そこで自分だけのオリジナルウイスキーを作れるという体験はそう出来るものではないので、もしグレンタレット蒸溜所を訪れるのであれば申し込まれるのも悪くないと思います。
実際あるじも行なってみて楽しかったですし、今回の旅に同行してくれた皆さんも結構楽しそうにされてましたしね。
勿論それ以外にも9.95ポンドのツアーや、5種類のウイスキーテイスティング出来る24ポンドのツアーなどもあります。
そして蒸溜所見学では日本から訪れた旨伝えると、受付けの所で日本語で書かれた「ツアー事前ブリーフィング」というペーパーをもらえるので、ツアー中の英語が分からない方でもグレンタレット蒸留所について、またフェイマスグラウスについて、ある程度分かるようになっています。
で、蒸溜所を見学したので皆さんに写真を紹介したいのですが、ここグレンタレット蒸溜所は残念ながら外は写真を撮ると事が出来るのですが、蒸溜所内の写真を撮る事は出来ず、写真を紹介する事が出来ません。
これがこの蒸溜所唯一の欠点って感じです。
何しろここのマッシュタン、今まであるじも30以上の蒸溜所を訪れていますが、唯一レイキが付いていないマッシュタンなのです。
ウォッシュバックに泡切り用のブレードも付いていませんでしたが、それは他の蒸溜所でも何ヶ所かありますが、レイキの無いマッシュタンはウイスキーを造る蒸溜所ではそうそう無いと思うので、一見の価値ありですし、出来れば写真撮りたかったです。
という訳でマッシュタンには櫂が置いてありました。
結構それだけでも重い櫂を使って人が麦汁を掻き混ぜるのだそうです。
これには本当ビックリしました。
そしてここでは蒸溜施設を見学した後に、(フェイマスグラウス・エクスペリエンス)と名づけられている最大の理由、グラウス(雷鳥)になった気分でスコットランドを空から眺める風変わりな部屋で一時を過ごします。
この体験部分は7年前にここを訪れた時よりは、大分良くなっていて前回より楽しかったです。
それから先にも書いたとおりあるじ達はChallenge Your Sensesというツアーだったので、ブレンド体験をし、あるじも自分だけのオリジナルウイスキーを作りました。
これは量が少ないですが、新年会に参加された皆さんに回し飲みになってしまうかもしれませんが、飲んで頂こうと思っています。


そしてグレンタレット蒸溜所では最後に食事もして来ました。
ここには素敵なレストランが併設されているのです。
食事もとても美味しいので、訪れた際には是非ここでランチなど食べていかれると良いと思います。(続く)

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