スコッチウイスキーの世界で知らない人は居ないほど有名な、ホワイトマッカイのマスターブレンダーにしてダルモア蒸溜所のマスターディスティラーでもあるリチャード・パターソン氏が今月末でウイスキー業界で働き初めて50年を迎える事になるそうです。
リチャード・パターソン氏は1949年生まれで1966年、17歳の時Gillies & Company(ギリーズ&C)という会社に入社し、そこでブレンダーや販売のアシスタントからキャリアをスタートさせたそうです。
そして1970年にホワイトマッカイに移り1975年に26歳の若さでマスターブレンダーに就き、スコットランド最年少ブレンダーとして名を馳せ、そしてホワイトマッカイ社自体が何回買収されても動じず、親会社が変わろうと常に自分の仕事に徹して現在もホワイトマッカイのブレンドや傘下蒸溜所のウイスキー造りに情熱を燃やし現在に至ったそうです。
あるじ自身何度かお会いした事もありますし Virgo にもお越し頂いた事があるので、50年間続けてこられた事に心から感謝するとともに心よりおめでとうございますと申し上げたいです。
そしてこの50年を記念して、リチャード・パターソン氏は来月から1年半(18ヶ月)かけダルモアのシングルモルトウイスキー、新商品の「Dalmore Quintessence(ダルモア クィンテッセンス)」やパターソン氏のコレクションなど持って、世界中でテイスティングセミナーを行なうそうです。
なので久しく日本にはお見えになっていませんが、これで久しぶりに日本にもお見えになってくれると嬉しいのに、と思うあるじなのでした。
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