あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 2016上半期スコッチウイスキー輸出額&量

SWA(Scotch Whisky Association)、スコッチウイスキー協会が今年上半期の輸出額と輸出量を発表しました。
昨年の上半期に比べ数量では3.1%超の伸びがあったそうで、昨年上半期が700clボトルで約5億1,700万本が今年の上半期では約5億3,300万本だったそうです。
但し輸出額は少しだけダウンし昨年約17億1千万ポンドだったのが、今年は約17億ポンドだったそうです。
そしてシングルモルトウイスキーは量・金額共に伸びたそうで、数量で約3%伸び約4,900万本、金額でいうと6%伸びて4億3,100万ポンドだったそうです。
特に輸出先として伸びているのはインドで、数量で約41%、金額で28%の伸びを示しています。
また下記にスコッチウイスキーの輸出額・輸出量ベスト20を示した写真を貼りますが、日本も健闘しており数量で20%増の1,310万本、金額で3%増の3,590万ポンドだったそうです。
日本人もだいぶウイスキーの実が増えて(戻って)きたなという感じで、あるじ的にはちょっと嬉しくなります。
それと下の写真のスコッチウイスキーの輸出額・輸出量ベスト20を見て、シンガポールって凄くウイスキーを飲んでいるんだとは思わないでください。
シンガポールは東南アジアのハブでシンガポールから東南アジア各国に振り分けられているからです。
但し、少し数字を落としているのは気になりますが、台湾は本当にウイスキー需要の高い国です。
などなどこうした数字を見てもらい、数字から見える部分見えない部分あるのですが、ウイスキー業界というかウイスキー好きの皆さんで、スコッチ始め日本のウイスキーやそれ以外のウイスキー含め、皆が将来にわたってウイスキーを楽しめる世の中になっていくようにしていくことが出来たらと思います。


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