あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ピアーズ・ライオンズ蒸溜所 〜2〜

barvirgo2017-11-08

10/6(金)午後3時半、ピアーズ・ライオンズ蒸溜所見学スタートです。
先ずは見学を申し込んだ建物で、蒸溜所の簡単な概要を説明するビデオを見せてもらいます。
そして外に出て蒸溜所の話というかこの場所、蒸溜所が12世紀に誕生した歴史あるセント・ジェームズ教会を改装して建てられた事や、そのセント・ジェームズ教会について、また周りにあるお墓についての説明など聞きます。
あるじはそんなに英語が堪能な訳ではないので分からない事も多かったのですが、一応お墓に眠っていた御遺骨は少し離れたところの墓地に移されてはいるようです。
とは言ってもお墓自体は結構幾つもありましたね。
で、そんな殆ど蒸溜所以前の話を聞いてからやっともと教会を改装した蒸溜所内に入りました。
まあ入る時は蒸溜所と分かっているからなんですが、知らない方からすれば普通の教会に入る感じです。
建物の造り雰囲気は、本当に何世紀も前からある教会だってことをしっかり残して改装してあります。
そして蒸溜所内に入った直ぐの場所は教会の尖塔の真下で、その尖塔部分が現在ガラスで造られいるのはもともとあった尖塔に落雷があり、それで改装した時に石からガラスに替えたそうです。
で、この説明を聞いて上を見上げるとそのガラス製の尖塔まで見えるよう吹き抜けになっていました。
で、蒸溜所内に入ったのでやっとこの蒸溜所の説明かと思ったらさに非ず、この蒸溜所の在る場所やここダブリンでのウイスキーの歴史など説明が入ります。
このあたりで英語の苦手なあるじはちょっと集中力切れ、話をずっと聞いていると疲れるので蒸溜所内に展示してあるものを見たり軽く休憩しちゃいました。
まあそんなこんなを経てやっと蒸溜所・造りの説明、ここからは意外と早く小さい蒸溜所の所為かあっという間に終わってしまいました。
造りに関してはまだまだこれからって感じでまた何年かしてから訪れると色々形になっているんだろうなって感じました。
実際上の写真を見てもらうと分かる通り、蒸溜器が一般的な初溜・再溜釜って感じではなく形も独特ですし、特に再溜釜に至ってはハイブリットスティルでやろうと思えば連続蒸溜も出来そうですものね。
という訳で当然といえば当然ですが、まだまだこれからの蒸溜所だなって印象を受けました。
とはいえ最後に3種類のウイスキーを飲ませて頂いたんですが、3種類のうち2種類はブレンデッドで、そのモルト原酒は自社で蒸溜をしたと言っていて、現在の場所でかどうかまでは分かりませんが、4年以上前からこの教会を蒸溜所にしようとしていたので、テイスティング担当のお兄さんも言っていましたが蒸溜と熟成は4〜5年前から行なっていたようです。
以上ピアーズ・ライオンズ蒸溜所の見学内容についてでした。
それと本当は写真も何枚か貼ってお見せしたかったのですが、この「はてな」の調子が悪いのか?はたまたあるじPCの調子が悪いのか?皆さんに写真を紹介出来ないが残念です。
続く・・・
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