あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 47%&40%

今日、街の酒屋を数件覘いて気がついたのですが、どこの店を覘いてみても、 売っている「ゴードン・ドライジン」のアルコール度数が40%だったのです。
で、それの何が問題なの?と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、一般的にあるじの知る限りでは、BARで使用している「ゴードン・ドライジン」の多くは  アルコール度数が47%なのです。
要するに「ゴードン・ドライジン」には、アルコール度数が40%と47%の2種類があるということで、それはあるじも知っていたのですが、酒屋で売っているのが  40%の方だけというのは知らなかったんですよね。
まぁ、当然両方売っている酒屋や、47%の方だけ売っている酒屋も探せばあるのでしょうが、値札にただ「ゴードン・ドライジン」とだけ書いて金額とともに掲示されていると、1種類しかない印象を与えるし、普段それを家で買って飲んでいる方が、BARでも同じ物(40%)を使っていると思いオーダーして飲むと、思いの他 酔ってしまって良くない気がするんですよね。
なので、酒屋には出来るだけ両方置いてほしいのと、それが駄目なら2種類あるうちのどちらか分かるようにしてほしいですね。
また「ゴードン」を買われる方にも、ご自身が買いに行かれる酒屋で売っているのがどちらなのか、チェックされる事をお勧めします。
たかが7%の違い、されど7%の違いで、何杯か飲めば酔い具合も変わって、 思わぬ失敗をしてしまう事が無いとも言えないですからね。
因みにそういった(アルコール度数が違うのに全く同じラベルの)ジンは、他にも あります(「ビーフィーター」等)ので、その他のジンを飲まれる方もご注意下さい。