あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

スペイそして西へ! (11) 〜グレンモーレンジィ蒸溜所〜

barvirgo2015-10-22

9/24(木)、前日テインの街に到着し、その名もMorangie House Hotelというホテルに宿泊、朝食では頼んだ物とは違う物ばかりが運ばれてくるという海外ではありがちな小トラブルもありましたが、まあそれでもグレンモーレンジィ蒸溜所を訪れるのであれば、車で5分と掛からない距離なので、部屋も広く綺麗でしたし良いホテルだと思いました。
なので皆さんもグレンモーレンジィ蒸溜所を見学に訪れる時に泊まるホテルの1つとして、宜しければ候補に入れてあげてください。

モーレンジィ・ハウス・ホテルの外観(左)とバーラウンジ(右)
そしてあるじ的には4年ぶりのグレンモーレンジィ蒸溜所、見学では前回無かった10分間の映像視聴なんていうのが追加されていて、細かい点でヴィジターに対するサービスの向上を図っているのが感じられました。
そうそう、ショップも以前であれば蒸溜所限定のウイスキーなんて売っていなかったのが、今年は完全な限定ではありませんがまず蒸溜所以外では買えないというグレンモーレンジィも売っていましたしね。
但し、残念ながら見学ツアーの種類は1つだけなんですよね〜・・・
せっかくテイスティングルームもあるのだからもう少し種類があっても良いと思うのですが、今のところ5ポンドのツアーのみとなっているようです。
という訳で見学、先ずは先にも書いた10分間映像を見ます。
その後改めてグレンモーレンジィのウイスキー造りの説明をして頂き、造りのプロセスに合わせ蒸溜所内を見学させてもらいます。


この見学中であるじ的に嬉しかったのは、マッシュマンとスティルマンの方がたまたまなんでしょうが、4年前と全く同じ方だったのです。
グレンモーレンジィ蒸溜所はスタッフが少ないとはいえ、24時間365日ほぼ休まず稼動している蒸溜所なので、当然シフトを組んで作業に当たっているのでしょうから4年前と同じスタッフが作業しているのを見られたのは何か嬉しかったですね。
そしてやはり圧巻のスティルハウス!ジラフ(キリン)と呼ばれるポットスティルが並ぶ様は是非皆さんにも生で見てもらいたいです。

そしてスティルハウスを出た後は貯蔵庫、貯蔵庫内ではグレンモーレンジィのオリジナル以外の定番「キンタルバン」、「ラサンタ」、「ネクタドール」のそれぞれの樽についての説明とカスクストレングスの試飲なんていうのも体験させて頂きました。 (続く)

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