あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Wolfburn(ウルフバーン)

barvirgo2016-03-10

シングルモルトウイスキーが今月ついに発売されます。
ウルフバーンは2013年1月にスコットランドのメインランドで最も北に位置する場所(Thurso/サーソー)に出来た新しい蒸溜所です。
ウルフバーン蒸溜所としての名前は古いのですが、そこを解説すると長くなるのでここでは割愛します。
そのスコットランド・メインランド最北の蒸溜所のウイスキーが始めてリリースされるのです。
まあ日本では5月ぐらいに発売だそうですが、あるじもかなり注目していた蒸溜所のウイスキーなので結構楽しみです。
で発売されるのは右写真の2種類、「ウルフバーン シングルモルト」と「The Inaugural Release」で、「The Inaugural Release」は875本限定ナンバー入りの特別なシングルモルトウイスキーだそうです。
これが日本で発売になるのかは分かりませんが、「ウルフバーン シングルモルト」の方は間違いなく発売されます。
そしてこのウイスキー、蒸溜所が誕生してまだ3年余りなので当然熟成は僅か3年ですが、かなり面白いウイスキーに仕上がっているそうです。
使っているモルトはピートを焚き込んでいないノンピートのモルトを使用しているのですが、熟成でアイラモルトの空き樽(サイズはクォーターカスク)を使用しているとのことで、樽に染み込んだ香りが移っているのでしょう、ピート由来のスモーキーフレーバーがするそうです。
で実際、あるじの店のお客様が蒸溜所でまだウイスキーにはなっていない状態の時にサンプルを飲ませて頂いたそうなんですが、かなりアイラカスクの影響が感じられる味わいになっていたそうです。
どうです?何だか飲んでみたくなるウイスキーですよね。
しかも日本での発売も決定していますしね。
ただ先にも書きましたが日本では5月以降らしいので、発売されるまで今しばらくお待ち下さい。

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