Kilkerran 12yo Single Malt Scotch Whisky (キルケラン12年シングルモルトスコッチウイスキー)

がもうすぐリリースされます。
スコットランド・キャンベルタウンに2004年復活した古くて新しい蒸溜所Mitchell’s Glenygle Distillery(ミッチェルズ・グレンガイル蒸溜所)、古くて新しいというのは現在蒸溜所が在る場所で1872年から1925年までオリジナルのグレンガイル蒸溜所が操業していたからで、その当時から在る建物を改装して現在は年６週間ほど操業しています。
このミッチェルズ・グレンガイル蒸溜所で造られているシングルモルトウイスキーが｢キルケラン｣で、ウイスキーの名前が蒸溜所名ではない数少ないシングルモルトウイスキーの１つです。
これは説明すると長くなるので簡単に書くと、グレンガイルという名前が他の会社に商標登録されていて使えない為キルケランという地元の聖人、セント・ケアランの教会を意味する名前にしたからだそうです。
そしてこの｢キルケラン｣、シングルモルトウイスキーとして今までもリリースはされてきているのですが、今までは｢Work in Progress(ウォーク・イン・プログレス)｣の５だ６だ７だという数字がつけられ、まだ完成しておらず成長途上のウイスキーとしてのリリースが殆どでした。
そして本年、ついに蒸溜所再開から12年が経ち｢ウォーク・イン・プログレス｣がつかない12年物がリリースされる事になったのです。
英国での発売が今月の12日(金)、日本での発売も今までもリリースされてきているので数は少ないかもしれませんがある筈なので、あるじとしても楽しみで今から待ち遠しい限りです。
またこのリリース話に合わせた訳ではないのですが、あるじの店 ＢＡＲ Ｖｉｒｇｏ の今月のウイスキーは｢キルケラン｣です。
なので12年物が入る前に｢ウォーク・イン・プログレス｣の｢キルケラン｣、飲みに来て頂ければ幸いです。

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