あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

  Hong Kong Whisky Festival (香港ウイスキーフェスティバル) 2018 〜1〜

barvirgo2018-04-18

先週末の土曜日(4/14)、香港のインターコンチネンタル・グランドスタンフォード・ホテルで開催された今年で3回目となる香港ウイスキーフェスティバルに参加して来ました。
なにしろウイスキーは今世界中でブームです。
そして海外のウイスキーオークションを見てみると、香港でのオークションは凄く景気の良い話ばかりなのです。
なのでそんなに香港はウイスキーがブームなのか?はたまたお金持ちのコレクターや投資家達が買い漁っているだけなのか?実際現地で行なわれるウイスキーイベントに参加してみれば少しは分かるのではないかと思い行ってみました。
また出展しているメーカーを見れば日本と香港で各メーカーがどちらをマーケットとしてみているのかも分かりますしね。
そしてもちろん海外のウイスキーイベントは参加してみると本当に面白ですしね。
という訳で羽田発14日(土)の早朝便で香港に飛びホテルに荷物を置いてから、会場となるインターコンチネンタル・グランドスタンフォード・ホテルに行きました。
因みに香港のウイスキーフェスティバルは入場料やマスタークラス(セミナー)に関しては前売りのみ、主催がインターコンチなのでインターコンチのサイトで事前に購入します。
そして受付け、チケットを購入した際に送られてくるメールにあるバーコードを提示して会場に入ります。
受付けを済ますとフェスのバックにテイスティンググラス、そしてパンフレットとトークンというコインのような物3枚プラスジョニーウォーカーのカクテル用コイン1枚貰います。
それで国内のウイスキーイベントや台湾のウイスキーライヴに参加したことがあるんですが、これまでのウイスキーイベントだとその多くはある程度ウイスキーはフリーで提供してもらいましたが、ここ香港ではフリーは殆どありませんでした。
唯一あったのが写真の「山崎蒸溜所限定」ぐらいでした。
それ以外は全てトークンというコインを使い、それぞれのウイスキーに応じて枚数が違い、足りなくなれば会場内で追加のトークンを買うのです。
ただトークン、1枚25香港ドルで日本円にして約350円と高くなく、考えてみれば入場料も安かったので、このシステムは良いなと感じました。
また日本のウイスキーイベントだとプラカップで提供してくれる場合が多いですが、香港ではプラカップはいっさい無く最初にもらったグラスを使うしかないのですが、ゴミの削減という意味ではこれも良いと思いました。
トークンもプラスチックで何度でも再利用出来ますからゴミになりませんしね。
そして1ショット、基本的には必ずメージャーで量り20ml入れてもらえます。
ブースで提供する方がちゃんと量らないと注意される場面もあったので、提供する量をしっかり決めていてしかも日本のイベントより多いのは、味をしっかり確認出来るしこれも良いなと思いました。
また有料なので飲み過ぎないのも良いです。
無料だとついついあれもこれも飲んでしまいますからね。
そして味は分からないは中には酔って記憶を無くすは・・・、これでは本末転倒です。
なので香港ウイスキーフェスティバル、ウイスキーのイベントとしてのシステムは本当に良く出来てるなと思いました。
という訳で続きはまた後日
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