あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

チーフブレンダーと語らうニッカウヰスキーの夕べ

f:id:barvirgo:20190226153406j:plain:right:w350というイベントが、3月19日(火)19時より21時までアサヒグループ本社ビル22Fのバンケットルームで開催されるそうです。
このイベント、余市と宮城峡のキーモルト6種を味わいながらニッカのチーフブレンダー佐久間 正氏やウイスキーアンバサダーの方と一緒にウイスキー談義が出来るそうです。
それで参加費は7,000円(税込)、定員は30名だそうです。
参加費はちょっと高めではありますが、佐久間チーフに色々お話も聞けるでしょうし、最近では飲める機会が減っている余市と宮城峡のキーモルト6種が飲めると考えれば悪くないと思うのです。
そして今までこういったイベントによく参加している方には我慢してもらい、出来るだけ今まで佐久間チーフと会った事も話をした事もないという皆さんに申し込んでもらいたいなと思います。
という訳でお問い合わせ・お申し込みは電話だそうで
03-5608-5106
上記の番号、14時から21時までとなるそうです。
先着順だそうなので、興味のある方はお早めに!
そして何時も参加されている方はご遠慮を!
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22 of the best whisky bars in Scotland

f:id:barvirgo:20160501212924j:plain:right:w300という記事がScotsman Food and Drinkというサイトに先週掲載されました。
いわゆるスコットランド現地サイトの「最新お勧めバーガイド・ベスト22」といったものです。
現地サイトの最新お勧めバーで、エジンバラグラスゴー、そしてスペイサイドやキャンベルタウンにアイラ島まで広範囲のバーを紹介していますから、これからスコットランドを訪れてどこか良いバーがないかと探すうえでは参考になるのではないかと思い、簡単に紹介いたします。
因みにScotsman Food and Drinkの記事ではトップにThe Highlander Inn(ザ・ハイランダー・イン)、皆川さんのところが懐かしの動画とともに紹介されています。
という訳で、本当に簡単に

以上がScotsman Food and Drinkの記事で紹介された22のバーです。
あるじ的にはここで紹介されているバーの6ヶ所にお邪魔させて頂いていますが、確かにここで紹介されるだけの事はあるバーだと感じたので、他の16のバーもきっと良いウイスキーバーだと思うので、各バー、リンクを貼ってありますから訪れる場所、気になるバーがあれば、直接ページをご確認下さい。
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ダブリン市内に3つ目の蒸溜所

f:id:barvirgo:20190221151028p:plain:right:w300
がオープンしました。
2月20日(水)、アイルランドの首都ダブリンのリバティー地区にダブリン市内で3つ目となるウイスキー蒸溜所がオープンしました。
その名もThe Dublin Liberties distillery(ザ・ダブリン・リバティーズ蒸溜所)、既に日本でも「ザ・ダブリン・リバティーズ」2種、「ダブリナー」3種のアイリッシュウイスキーが発売されていますが、これらをリリースしていた会社が念願の自社蒸溜所を完成させたわけです。
アイルランド、今でこそだいぶ蒸溜所も増えてきましたが一時期は2つしかありませんでしたからね。
なので現在リリースされている「ザ・ダブリン・リバティーズ」や「ダブリナー」の原酒は既存の蒸溜所から原酒を仕入れ、それを使って造られているのです。
それが現在のウイスキーブーム、特にアイリッシュウイスキーの売上げの伸びは各国のウイスキーの中でもここ数年は一番の伸びを見せ、アイリッシュウイスキーメーカーの幾つかは自前の蒸溜所を持つようになり、そんな中ザ・ダブリン・リバティーズ蒸溜所アイルランドの首都ダブリンに自前の蒸溜所を造ったようです。
因みに蒸溜所の建物、なんと400年は経っているという古い建物を改築して蒸溜所にしたそうです。
400年超の建物が残っているのも凄いですが、それを蒸溜所に改築出来るというのもすごいですよね。
そして今月の25日(月)からはヴィジターセンターもオープンするそうなので、来週以降見学することが出来るのです。
またこの蒸溜所はティーリング蒸溜所からもすぐ近くで、ダブリンを訪れれば両方見学する事が簡単に出来ると思います。っていうか、そこまで行けばギネス・ストアハウスやピアーズ・ライオンズ蒸溜所は歩いて周れる圏内なのです。
それにダブリンの町もなかなか素敵な町なので、新しい蒸溜所も出来た事ですし、是非皆さんもアイルランド、そしてダブリンを訪れてみては如何?
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冬季のスコットランドはハイランダー・イン

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先日秩父ウイスキー祭に行って伺った話で、スコットランドはスペイサイド・クライゲラヒーにあるホテルHighlander Inn(ハイランダー・イン)の宿泊が、11月から2月の4ヶ月はとってもお得に泊まれる事が分かりました。
ハイランダー・インはこの「小言」でも時々書いたと思いますが、あるじがスコットランドはスペイサイドを訪れた時にお世話になっているホテルで、オーナーが日本人の皆川さんなので英語が苦手な日本の方でも言葉に困らず泊まりやすいホテルです。
なにしろホテルのサイトは英語ですが、予約申し込みのメールを打つのは日本語で打っても大丈夫なのです。
なのでもちろん返事も日本語で返ってきます。
これだけでもかなり心理的ハードルが下がると思いますが、それプラス11月から2月の4ヶ月間は最低2泊の条件は付きますが、宿泊者一人当たり一日50ポンド分以上ウイスキーを飲めば、な・な・なんと!宿泊代が無料になるのだそうです。
50ポンド分のウイスキーが飲めてタダでハイランダー・インに泊まれちゃうのです。(但し1人で宿泊する場合はプラス25ポンド必要)
凄くお得だと思いません?
しかもありがたい事にたくさん飲まなくてもレア物飲めば直ぐ50ポンドぐらいになるとサイトにも書いてくれているのです。
ウイスキー好きならハイランダー・インに泊まったら必ず何杯もウイスキーを飲むでしょうし、珍しいものも飲んでみたいでしょうからこんな有り難いサービスはホントないと思うんですよね。
なので今月これから行くというのは厳しいでしょうが今年の11月以降スコットランドを訪れ、是非スペイサイドへ行ってハイランダー・イン、泊まってみては如何!
という訳でハイランダー・インのサイトはこちらです。
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スコッチウイスキーの輸出2018

f:id:barvirgo:20190215142425p:plain:right:w280英国のHMRC(歳入税関庁)が昨年のスコッチウイスキーの輸出について発表しました。
まあ速報値だというので若干のブレはあるんでしょうが、そんなに大きく変動する事もないと思われるので簡単に紹介します。
まず輸出額、£4.697 billionとなっていますから46億9,700万ポンド、日本円にしておよそ7,000億円で、前年比7.8%増の3億3,800万ポンド(約500億円)増えたそうです。
金額も凄いですが伸びが凄いですよね。
そして輸出量、こちらはボトル1本700ml換算で12億7,600万本、前年比で3.6%増えたそうです。
なんと毎秒41本輸出されていたのだそうです。
本当に量も凄いです。
で、ブレンデッドスコッチウイスキーの輸出額が30億4千万ポンド(約4,500億円)、そしてシングルモルトスコッチの輸出額が13億ポンド((約2,000億円弱)で、シングルモルトは前年比11.3%増と全体より伸び率が高いので、それだけシングルモルトスコッチの需要が世界的に伸びているって事なんでしょうね。
それとブレンデッドスコッチの輸出額とシングルモルトスコッチの輸出額を足してもトータルの輸出額にならないのは、あまり知られていないバルクウイスキーというボトリングされずに原酒の状態で輸出されるウイスキーもあるからです。
因みにこのバルクウイスキーの伸びも実は凄く、日本にもたくさん入ってきています。
それにしてもこれだけスコッチウイスキーは輸出が増えているのに、思いの外無くなるブランドが少ないのは凄いなと感心させられます。
もちろん無くなるブランド、しかもそれが無くなってしまうの!というウイスキーもあります。
こんな数字を残した昨年のスコッチウイスキーの輸出、あと簡単に紹介されているのが輸出額トップ10と輸出量トップ10で、やはりこのランキングを見るとある程度シングルモルトが飲まれている国だったりブレンデッドが飲まれている国だったり、この国はこんなにウイスキーの需要があるんだって国なども見えてくるので、下記にそのベスト10ランキングを貼っておきますので宜しければそちらもご覧下さい。
輸出額トップ10
1 United States £1,039.5m +£117.8m +12.8% (£921.7m in 2017)
2 France £442.1m +£8.5m +2.0% (£433.6m in 2017)
3 Singapore £319.9m +£29.2m +10.0% (£290.7m in 2017)
4 Germany £173.9m -£9.8m -5.3% (£183.7m in 2017)
5 Spain £170.4m -£4.5m -2.6% (£174.9m in 2017)
6 Taiwan £168.4m +£8.0m +5.0% (£160.3m in 2017)
7 UAE £146.9m +£17.1m +13.2% (£129.8m in 2017)
8 India £138.8m +£35.3m +34.1% (£103.5m in 2017)
9 Mexico £131.5m +£20.5m +18.5% (£111.1m in 2017)
10 Latvia £129.8m +£9.5m +7.9% (£120.4m in 2017)

輸出量トップ10
1 France 187.8m +9.4m +5.3% (178.4m bottles in 2017)
2 United States 136.8m +9.4m +7.4% (127.5m bottles in 2017)
3 India 112.6m +23.1m +25.9% (89.5m bottles in 2017)
4 Mexico 59.8m +6.3m +11.9% (53.4m bottles in 2017)
5 Spain 55.0m -5.7m -9.5% (60.8m bottles in 2017)
6 Japan 50.5m +16.7m +49.5% (33.8m bottles in 2017)
7 Germany 45.6m -10.2m -18.3% (55.8m bottles in 2017)
8 Singapore 44.5m -2.1m -4.5% (46.6m bottles in 2017)
9 South Africa 41.8m -10.2m -19.5% (52.0m bottles in 2017)
10 Brazil 38.9m +2.7m +7.5% (36.2m bottles in 2017)
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Virgo 本日のウイスキー

あるじの店「BAR Virgo」はどうも最近平和な日が増え、あるじ的には寂しくそして何よりこのままでは厳しいなあと感じております。
そこで、「小言」でも少しはお店の事もこれからはもう少し書いていこうと思います。
で、何を書くか?
店で行なうイベントもあるのですが、先ずは日常的にやっている「本日のウイスキー」を紹介します。
これは当店に置いてあるシングルモルトスコッチ、ブレンデッドモルトスコッチ、シングルグレーンスコッチ、アイリッシュウイスキー、ワールドウイスキーアメリカン(バーボン含む)ウイスキー、カナディアンウイスキー、ジャパニーズウイスキーをアルファベット順に日替わりでお勧めするもので、価格にもよりますが通常価格より200円から1,000円ほど安価で提供するようにしています。
目的としてはこんなウイスキーもあるんだ!というのを知ってもらい、ちょっとお得だからと飲んでみようと思ってくれればと考えてやっております。
世界中には本当に色んなウイスキーがありますし、スコッチにしてもジャパニーズにしても結構皆さんが知らないウイスキーもあったりしますからね。
f:id:barvirgo:20190213155042j:plain:left:w280
という訳で2/13(水)本日は、「ティーリング スモールバッチ」
アイルランドの首都ダブリンに現在蒸溜所を持つティーリングが、アイルランドの他の蒸溜所から原酒を得て少量ずつ造っているブレンデッドのアイリッシュで、ブレンド後にラムの空き樽を使って味を整え、冷却濾過をせずアルコール度数46%でボトリングしたウイスキーです。
てな感じでこれから時間があって紹介出来る時は、Virgoの「本日のウイスキー」を紹介させて頂きますので宜しくお願い致します。

Glengoyne Distillery - Visit Us

f:id:barvirgo:20120428233835j:plain:right:w350スコットランド・南ハイランド、それこそローランドとの境に位置するグレンゴイン蒸溜所が新しいプロモーション動画をアップしたので紹介します。
なにしろグレンゴイン蒸溜所、あるじの大好きな蒸溜所ベスト10に入る皆さんに訪れる事を本当にお勧めする蒸溜所でもあるからです。
訪れるのも比較的簡単、スコットランド第2の都市グラスゴー(ブキャナンバスステーション)からバスで1時間ほど、バスの運転手にグレンゴイン蒸溜所に行きたいと伝えておけばあるじが訪れた当時でバス停が無い時でも蒸溜所の前に停まって降ろしてくれましたし、グラスゴーに戻るバスに乗るのも蒸溜所の前でサムアップすれば停車してくれるので本当に行き帰り便利なのです。
だから車がなくても見学に行きやすいし今は見学ツアーもほぼほぼ毎日やっているそうなので、ウイスキー好きでスコットランドに行くなら是非訪れて欲しいと思います。
という訳で新しいグレンゴイン蒸溜所の動画、ご覧下さい。
 
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