あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「トマーティン」のセミナー

barvirgo2009-09-30

今日は銀座で「トマーティン」のセミナーがあったので、  行って来ました。
明日10月1日(木)からボトルデザインのリニューアルと、 新商品の発売があるとの事で行われたセミナーです。


あるじとしては昨年のセミナーに参加出来なかったので、今年もセミナーをしてくれて、ちょっと嬉しかったです。
で、今回のセミナーは、トマーティン蒸留所の場所と歴史、トマーティンの名前の由来(トマーティンはゲール語で杜松の茂る丘という意)、ウォーターソースの小川の名前(オルタナフリス/硬度22)、現在の生産規模、スタッフの多くが長く一緒に働き殆どが蒸留所内の敷地に住んでいる事等々の話を聞いてから、ニューメークや新商品含め定番商品のテイスティングをしました。

新商品としては、日本限定の12年物カスクストレングス(57.2%)に15年物、 また18年物がアルコール度数43%から46%に変更し、アンチルフィルターの 商品にしたそうです。
で、上記の物を含め6種類のテイスティングをしたのですが、その中には25年の長期熟成物もありましたが、あるじが気に入ったのは18年物でした。
これはリフィールアメリカンオークで熟成をさせ、最後に約2年オロロソシェリーの樽で後熟させた商品だそうですが、口に含んでからしばらくしてシェリーに由来するフルーティーな味わいが広がってくる感じがして、結構気にいりました。
まっ!何はともあれ「トマーティン」も悪くないなぁと感じた今日のセミナーでした。
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