あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

グレングラッサ(Glenglassaugh)が

barvirgo2012-06-10

再開3年で利益を出したそうです。
グレングラッサはハイランドにあるシングルモルトウイスキーを造る蒸留所で1875年創業、その後紆余曲折を経て1986年に閉鎖、そして2008年に現在のオーナーグループが閉鎖したエドリントングループから買取し再開させました。
そして再開3年、昨年(2011年)の売上げが100万ポンドに達し、利益も10万ポンド出たそうです。
記事の中では、蒸留所のマネージングディレクター、スチュアート・ニッカーソン(Stuart Nickerson)氏も早くて7年もしかしたら10年は掛かると考えていたようですが、閉鎖前のシングルカスクウイスキーの販売や、再開後の原酒をスモールカスクで販売するなどの営業戦略及びロシアやアジア、ドイツ、アメリカなど25の国で販売する海外戦略が功を奏し、再開後僅か3年での利益確保となったようです。
むろん閉鎖前の原酒があったというのは大きいのでしょうが、それにしてもたった3年で利益を出したというのは凄いと思います。
ホント色々営業努力をしたのでしょうが、感心しちゃいますよね〜・・・
で、数ヶ月前にグレングラッサ蒸留所に行かれたというお客様の話を思い出しました。
そのお客様はかなりスコットランドを訪れていて、幾つもの蒸留所を巡られたそうなのですが、その中ではグレングラッサ蒸留所が一番良かったと仰っていましたからね。
てな訳で、Virgoにもグレングラッサの再開後初ウイスキー(グレングラッサ・リバイバル)がもう直ぐ入荷しますし、グレングラッサ蒸留所にとても行きたくなったあるじなのでした。
にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村