あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

グレンゴイン、アラン、スプリングバンクそしてアイラ −18−

barvirgo2012-06-11

5月1日(火)午後2時過ぎ、キルホーマン蒸留所の案内に所長のジョン・マクレラン(John Mac Lellan)氏が出てきてくれました。
そして見学のスタートです。
先ずはモルトバーンを見せていただいたのですが、この日はちょうどモルティングが終わったところで、午前中キルンに運ばれ、乾燥というかピートで香りづけされていた為、モルトバーンにモルトは広げられていませんでした。
左:モルトバーン          右:香りづけの為に細々と燃やされているピート
それからスティル/マッシュハウスに移動するのですが、その前に中庭においてある樽を見せて頂きながら樽の説明を聞きました。
左:中庭に置かれた樽   右:バッファロートレース蒸留所で使用していた事が分かる鏡板、自分たちが訪れた時の前の週にアメリカから届いたばかりと仰っていました。
ここでもシェリー樽は高いという話はされていました。
そしてシェリーホッグスヘッド樽の香りも嗅がさせて貰いました。
で、スティル/マッシュハウスです。

モルトミルからマッシュタン、ウォッシュバック、ポットスティルまでコンパクトに収まっています。
左:モルトミル 中:マッシュタンの中、マッシング中でレイキが回っていました。 右:ウォッシュバック
   蒸留について説明してくれる所長のジョン・マクレラン(John Mac Lellan)氏
左:初溜釜          中:再溜釜          右:スピリットセーフ
そして前回来た時も開いていたスピリットセーフは今回も開いたままで、聞くと作業が楽だから開けたままにしているのだそうです。
ここで一通りプロダクトの説明を受けた後ウェアハウスに向かいました。
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