あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ブルックラディ ニュー・トロイカ・オブ・テンズ

barvirgo2016-11-15

日本では来月12日(月)に発売されるブルックラディ蒸溜所の3タイプの新商品、「ブルックラディ ザ・ラディ10年」、「ポートシャーロット10年」、「オクトモア10年」、それぞれ2度目のリリースになりますが、昨日蒸溜所からメールも届き、その概要が少しですが見えてきたのでちょっと紹介したいと思います。
今回の新商品はそれぞれ限定18,000本、結構多いように思いますが世界中での販売なのでラディ好きの方は早めに購入されると良いと思います。
そして今回の10年物は全てシングルヴィンテージの10年物なので、最低10年というものではありません。
そして「ブルックラディ ザ・ラディ10年」と「ポートシャーロット10年」はオクトモアファームの湧き水で加水されアルコール度数50%でボトリング、そして「オクトモア10年」だけはカスクストレングスの57.3%でボトリングされています。
またそれぞれ熟成樽のメインはファーストフィルのバーボン樽だそうですが、「ブルックラディ ザ・ラディ10年」、「ポートチャーロット10年」、「オクトモア10年」それぞれに特徴の違ったワイン系の樽を使用したのだそうです。
で、どんな樽で熟成させた原酒を使っているのかというと、「ブルックラディ ザ・ラディ10年」がメインのファーストフィルバーボン樽以外にシェリーとフランスワイン樽、「ポートチャーロット10年」がファーストフィルバーボン樽にシェリー樽、フランスワイン樽、そしてテンプラ二ーニョワイン樽(スペインの赤ワイン樽)も使っているそうです。
そして「オクトモア10年」ではファーストフィルバーボン樽とグルナッシュ・ブラン樽(スペインの白ワイン樽)を使用したそうです。
それとフェノール値、「ブルックラディ ザ・ラディ10年」はノンピートなので0ppm、「ポートシャーロット10年」は40ppm、そして「オクトモア10年」が167ppmだそうです。
あるじが最も大好きな蒸溜所のシングルモルトウイスキーなので、3つともVirgoでは仕入れる予定です。
後1ヶ月弱で皆様にも提供出来る筈なので、それ以降にお越しの際は是非新しい「ブルックラディ ニュー・トロイカ・オブ・テンズ」、お試し下さい。
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