フォルカークに蒸溜所が

誕生します。
フォルカークって何処？と思われる方もいらっしゃると思いますが、これはスコットランド、グラスゴーのちょっと東北東にある街で、だんだん幻のシングルモルトウイスキーと化しているローズバンクを造っていた蒸溜所があった街です。(ローズバンク蒸溜所は1993年休止)
そのフォルカークに20年ぶりとなる蒸溜所が誕生する事になりそうなのです。
まっ！ローズバンク蒸溜所もウイスキーの生産は止まっているのですが、昨年建物をアラン・ブルワリーが買い取りビールを造る事になりました。
またアラン・ブルワリー側としてはウイスキーも造りたいようですが、それはローズバンクの権利を持つディアジオが承諾しないので、最速でも2017年までローズバンク蒸溜所でのウイスキー造りは出来ないようです。(ディアジオがＯＫ出せば別)
そして、ずっと前からフォルカークの街ではウイスキー造りで町興しをしたいという思いがあり、The Falkirk Distillery Companyを作り、当初はローズバンク蒸溜所を買って自分達で再開させるという計画もあったのですが、ローズバンクの権利問題等もあり、新規の蒸溜所を造る事にしたようです。
そして先日スコットランド政府から認可を受け助成金444,000ポンド(約6,660万円)の交付を受けられる事が発表されました。
で、それを受けFalkirk Distillery Companyでは、直ぐにでも蒸溜所建設を始めたいとコメントを発表してました。
なので、早ければ来年にも新たなウイスキー蒸溜所がまた１つ誕生する事になりそうです。
そしてこの蒸溜所が出来ると、フォルカークの街には80人分の雇用が生まれる事になるんだそうです。
そしてヴィジターセンターも設けるそうなので、そうすれば蒸溜所を訪れる人達も大勢いるでしょうから、それらが町興しになるんでしょうね。
なのでその為にも新たな蒸溜所には是非個性があり、これは良いなと思わせるウイスキーを造ってもらいたいと思います。

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