アイルランドにまた１つ

蒸溜所が誕生する事になりそうです。
実はアイリッシュウイスキーのブレンデッドにSlane Castle Whiskey(スレーンキャッスルウイスキー)というのがありました。
2010年にスレーンキャッスルの持ち主であるConyngham family（コーニンガム家)が、クーリー蒸溜所で造られるウイスキー原酒をベースにして造ったブレンデッドウイスキーだったのですが、昨年クーリー蒸溜所がビームグローバルに買収され、ウイスキー原酒を長期契約のインデペンデントボトラー(独立瓶詰業者)以外には販売しない事にした為、現在は造られていないのです。
そこで、コーニンガム家は自分の城の敷地内に蒸溜所を建設することにし、その申請を地元ミーズ州していたらしく、先日その認可が下りたそうです。
なので年内中には蒸溜所の建設工事を開始し、2015年には蒸溜を始め、そして2018年にはウイスキーをリリースする予定なんだそうです。
また蒸溜所は、アイリッシュ伝統の３回蒸溜のシングルモルトウイスキーとピュアポットスティルウイスキーを造れるようにするのだそうです。
そして仕込み水は敷地内を流れる川から、また大麦も敷地内で栽培した物を使うそうです。　(どんだけ広い城なんでしょう？？？)
それとこの新しい蒸溜所が出来るスレーンキャッスル、アイルランドの首都ダブリンから近く、ヴィジターセンターも設けるそうなので、あるじ的にはまたまたアイルランドに行ってみたくなる理由が一つ増えたなって感じです。

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