タラモアデュー蒸溜所、再建工事着工！

アイリッシュウイスキー(アイルランド島で造られているウイスキー)で、比較的日本でも知られているウイスキーのタラモアデュー、もともとは1829年タラモアの街で創業し自社でウイスキーを造っていましたが、20世紀に入りその他のアイリッシュウイスキー同様売れ行きが落ち、1954年には蒸溜所を閉鎖し、その後はアイルランドの南に位置するミドルトン蒸溜所で造られるようになっていました。
しかし2010年７月、新たにタラモアデューのブランドオーナーになったウィリアム・グラント＆サンズ社が蒸溜所をタラモアの街に再建すると発表し、昨年一足先にヴィジターセンターをオープンさせていたのです。
そして、当初は今年の３月にも蒸溜所再建という話もありましたがその後しばらく再建の話は無く、今回ついに９月12日(木)に蒸溜所建築工事の開始が始まったとのニュースが入ってきたのです。
また来年秋には蒸溜を始める予定だと発表されたので、タラモアの街に60年ぶりのニューメークスピリッツが滴る(デュー)ことになりそうです。
因みに新しい蒸溜所は、モルトウイスキーとグレーンウイスキー両方造れる蒸溜所になるそうです。
なので現在のタラモアデューはミドルトン蒸溜所産のウイスキーですが、近い将来タラモアデューが誕生した当時と同じ、タラモアの街で造られるウイスキーへと原点回帰するんでしょうね。
という事で現在のタラモアデューを１本は取って置いて、将来新しいタラモアデューと飲み比べするっていうのも楽しいかもしれませんね。

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