あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ジャパニーズウイスキー、アメリカで高まる評価

barvirgo2013-12-20

アメリカのサイトにMen's Fitness(メンズ・フィットネス)というのがあります。
そのサイトに、「5 Things You Need to Know about  Japanese Whisky」という記事が掲載されていました。
面白かったので簡単に紹介すると、これからジャパニーズウイスキーの時代がやってくる的な事が書かれていて、5つのポイントに分け解説されています。
先ず1つめに、ジャパニーズウイスキーはwhiskeyではなくWhiskyで、スコッチウイスキーをモデルにしたタイプで、バーボンやライウイスキーとは違いシングルモルトブレンデッドウイスキーが造られていると紹介しています。
2番目が材料に関してで、その原料の多くがスコットランド産を使用しており、熟成用の樽はバーボンバレルを多く使っていると紹介しつつ、日本にはミズナラ樽があり、それは驚くべきフレーバーを持っているとまで書いています。
そして3番目には、日本のウイスキーはスコッチが伝統的な味わいを守っているの対し、洗練されていて革新的であるといった事が紹介されています。
また4番目には、It's a rising starと見出しが付けられ、2012年度のワールドウイスキーアワードで「山崎25年」がワールドベストシングルモルト、そして「竹鶴17年」がワールドベストブレンデッドモルトを受賞している事を紹介しています。
で、5番目のポイントが、アメリカでの現在のジャパニーズウイスキーの状況を書いていて、アメリカでもだんだんポピュラーになっては来ているが、なかなかジャパニーズウイスキーを入手する事が出来ない事を紹介していて、日本には幾つかの蒸溜所があるが、サントリーとニッカのウイスキーしかアメリカでは入手できない事、また種類も殆ど12年物しか手に入らない事、しかしその12年物の価格は60〜70ドルでとてもコストパフォーマンスが高い事が書かれています。
そして、そんな見つけにくいジャパニーズウイスキーという事で、ネットで買うのがベストだといってネットショップを2件紹介して記事は閉められています。
まっ、だいたいこんな感じの記事なんですが、面白いし嬉しいですよね。
これでアメリカでの日本のウイスキーの人気が一段と高まってくれれば、こんなありがたいことはないですものね。
という事で、アメリカの人に見せたい記事でありました。

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