Tormore(トーモア)も

スペイサイドのシングルモルトウイスキー、トーモアを所有するシーバス社が、今年２種類のトーモア・シングルモルトウイスキーを数量限定ではありますが、リリースすると発表しました。
発売されるのは14年物と16年物で、熟成は共にアメリカンオーク樽、そしてアルコール度数が14年物が43％、16年物がノンチルフィルターの48％だそうです。
トーモアは今までもシングルモルトウイスキーとして販売されていましたが、ブレンデッド用に使われる事が多い為か知名度が低かったようで、今回のリリースではトーモアを知ってもらおうという事もあるようです。
なので今回のリリースに合わせトーモアのウェブサイトを新たにオープンさせたり、数量限定とはいいつつも、一応幾つかの国(キー・マーケット)で販売する事も考えているそうです。
で、あるじが気になっているのは、昨年末にディアジオが発表したモートラックシングルモルトウイスキーの発売です。
モートラックはヨーロッパだけでなく、北米・アジアでも販売されるといっていたので日本での販売にも期待していたのですが、先日発表されたアジアでの販売が、台湾、北京、上海、香港、シンガポールで、日本は入っていなかったのです。
凄い残念ですよね。
なのでトーモアも親会社が違うのでどうなるかは分かりませんが、キー・マーケットでの販売といっているので、お隣り台湾では販売されても日本では販売されないなんて事があってもおかしくなく、それが心配なのです。
やはり海外のウイスキーメーカーから、日本はウイスキー販売にあたってはキー・マーケットである、と思ってもらいたいですものね。
でないと色んなウイスキーを多くの人が楽しむ事も出来ませんしね。
そんな訳で今回のトーモアが日本で飲めるのかはまだ分かりませんが、皆さんがウイスキーを飲み、そして周りの友人知人に勧める、そしてウイスキーの需要が少しずつでも伸びていくと、また色んなウイスキーが日本でも飲めるようになるので、是非皆でウイスキーを飲み、その味わい、楽しさ、面白さを語り合っていただけたら幸いです。

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