あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Oak by Absolut(オーク・バイ・アブソルート)

barvirgo2016-01-09

というウオツカが、今年順次世界中のトラベルリテール(免税店)で発売になるそうです。
このアブソルート・ウオツカ、2013年にアメリカで発売されたAbsolut Amber(アブソルート・アンバー)をより進化させた物だそうで、ローストしたアメリカンオークとフレンチオークのチップを入れたバーボン樽やスウェディッシュオーク、それにアメリカンホワイトオーク(ヴァージン樽)の樽で最低半年熟成させたウオツカを組み合わせたものなんだそうです。
アルコール度数は40%、口当たりはリッチでスムース、そしてほんのりスモーキーで、樽に由来するバニラやカラメルが感じられるそうです。
最近はウイスキーの人気が高く、ウオツカの売り上げが一時期ほど良くないので考えた物なんでしょうかね?
熟成が最低半年って事はどう考えても1年は掛からずに製品化出来そうですし、ローストしたアメリカンオークやフレンチオークのチップを入れた樽を使うというインナースティープ製法ならかなり早い熟成感が出せるので、結構ウイスキーに似た感じのウオツカって事になりますものね。
まあ気になるウオツカではありますが、ウイスキー好きとしてはちょっとバッタモンのウイスキーぽくて如何なんだろう?って感じがするのですが、皆さんはどう思います。流行りますかね?
因みにこの「オーク・バイ・アブソルート」、アメリカでは来月から、ヨーロッパでは3月から、そしてアジアでは8月から免税店で発売になるそうです。
また免税店限定なのでボトルはリッター瓶、そしてアメリカでの価格が28.99ドル、まあお手頃価格といえなくもないので、とりあえず機会があれば飲んでみようとは思います。

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