あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ボウモア商品ラインナップの変更

barvirgo2017-02-13

スコットランドアイラ島で最も古くから造られているシングルモルトウイスキーボウモア、このボウモアの定番商品の構成が早いところは今月から変更となるそうです。
と同時にラベルのデザインも変更になります。
因みに現行の「スモールバッチ」は終了になり、NAS(ノンエージステートメント/年数表記無し)は「No.1」という新たな商品になり「スモールバッチ」がファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽熟成で構成されていたところをファーストフィルのバーボン樽だけで熟成させた原酒で構成されたシングルモルトウイスキーへ変更したそうです。
そして「12年」、「18年」、「25年」に関してはラベルデザインだけの変更、また「15年ダーケスト」に関しては造り方は今までと変わらないらしいのですが、「15年」という表記だけになり「ダーケスト」の文字は消えるそうです。
それとあまり日本のマーケットには関係ありませんが、travel retailいわゆる免税店で販売されているボウモア3種もこの4月から変更になり、「Black Rock」、「Gold Reef」、「17-year-old White Sands」は無くなり、新たに「10 Year Old: Dark and Intense」、「15 Year Old: Golden and Elegant」そして「18 Year Old: Deep and Complex」になるそうです。
なので3月までに海外行かれる方でボウモアが好きな方は現行品を買ってくると良いかもしれませんね。
そしてこれはまだ決まっていないそうですが、英国・フランスだけで昨年販売していた「9年」を、もしかしたらコアレンジの商品として英国・フランス以外でも販売するかもしれないそうです。
という事で個人的には結構安くて好きだった「スモールバッチ」が無くなってしまうのは残念ですが、新しい「No.1」に期待して日本でのリリースを待ちたいと思います。
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