あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 最近気になっているウイスキー

barvirgo2014-06-10

ここ数年ウイスキー業界は売上げを伸ばし、国内外の各メーカーは市場の需要を満たす為に大忙しといった印象を受けます。
蒸溜所の拡張、新設、再稼動などなど嬉しいニュースが連日のように聞こえてきます。
そしてその中には当然新商品のウイスキーがリリースされるニュースも含まれています。
まっ、新商品も数が多く全てが日本に入って来ないのは分かっているのですが、時々これは日本でも販売して欲しいとあるじが思うものも幾つかあります。
そのうちの1つが写真の「グレンギリー ワインカスクマチュアード」です。
1998年6月23日蒸溜の原酒を、フランス・ボルドー、サンジュリアンの赤ワイン樽で15年以上熟成させたシングルモルトウイスキーだそうです。
チルフィルターは使わず、アルコール度数48%だそうです。
ワイン樽で後熟させたウイスキーとか、ワイン樽原酒が使われているウイスキーは今までにも幾つか販売されていますが、ワイン樽でフルフル15年以上も熟成させたウイスキーはまず聞かないので気になるしとても飲んでみたいんですよね。
因みにグレンギリーは昨年も同じ様に、熟成年数は分かりませんがヴァージンオークで熟成させたシングルモルトウイスキーをリリースしていて、あるじ的には気になっている蒸溜所なのですが、親会社の親会社であるサントリーが力を入れていないせいか、日本ではいまひとつ人気も知名度もなく寂しい限りなんですよね〜・・・

それともう1つ気になっているのが「バルヴェニー15年シングルバレル シェリカスク」です。
日本でも人気の高かった「バルヴェニー15年シングルバレル」のシェリー樽版です。
以前の15年シングルバレル」はバーボン樽熟成でしたが、今度はオロロソシェリー樽から厳選した一樽のみをボトリングしてリリースする事にしたそうです。
バルヴェニーは昔からシェリー樽熟成のシングルモルトは評判が良かったので、これも出来れば日本で販売して欲しいウイスキーだなあと思うんですよね。
そしてこれもサントリーの取り扱いブランドなのです。
なので是非サントリーには頑張って引いて欲しいと思ったあるじなのでした。

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