あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

あるじのこだわり

それで、いっぺんには書けませんが、昨日も書いた通り、うちの店のこだわりを少しずつ書いてみたいと思います。まず第一にBARは日常の生活とは乖離していなければいけないと思っているので、テレビ雑誌等の取材を断っているのは当然のこと、NTTの電話帳にも載せておらず、店の看板もあるかないか分からないぐらいのものしか出していません。それはBARは紹介が基本のはずで、通りがかりの方が気軽に入れるようでは、ゆっくり落ち着いてお酒も飲めないし、決して広くない店なので、誰も彼もが入れるようだと、いざ知っているお客様がお見えになっても店に入れず、がっかりさせてしまうというか、迷惑をかけてしまいかねないからです。これはあくまであるじの考えるBARの姿なので、当然違う店もあるし、それを否定するつもりもありません。ただうちの店は、どんなに暇であっても、宣伝をする気はありませんし、それで駄目ならば店をたたむのも仕方ないと考えています。但し、言っている事と違うと思う方がいるかもしれませんが、このBLOGのようにうちの店を知っている方が見てくれている場合は、うちの店が嫌いでないならば、お見えになってくれるよう訴えてはいきたいと思っています。そして、次にこだわっているのは、何といっても化粧室です。衛生面できれいにするのは当然のこと、お客様が寛げる空間にしておきたいと、店のスペースから考えると普通より広く造り、照明は間接照明にして花を活け、お香を焚くようにしています。これはすべての方が気に入ってくれるとは思いませんが、自慢の化粧室です。他にもこだわりはまだまだあるのですが、今日書くのはこれぐらいにさせて頂きます。続きはまた明日ということで、おやすみなさい。(22:50)