あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 旅4日目(2)

barvirgo2005-11-14

あるじのスコットランド旅行の話もあとわずか、今日は前回に続き4日目の話の続きを書きたいと思います。
前回はオーヘントッシャン蒸留所」に行ったところまで書きましたから、今回はその続きになりますね。
あるじ達4人は「オーヘン」の見学を終えてから雨が降る中をエジンバラに向かうのですが、いかんせん車の左前輪をスペアタイヤに換えているので、スピードを出すことが出来ませんでした。
なので出来れば何とか「スコッチウイスキーヘリテイジセンター」か、少なくともエジンバラ城」 ぐらいは見学したいと思っていたのですが、雨の中スピードも出せずに走っていると、他の車には煽られるし走行しているうちに渋滞には嵌まるし、果ては道を間違えて変な所を彷徨うしで、結局エジンバラに着いた時にはどちらも見学時間が過ぎてしまっていたので、諦めて初日に泊まったのと一緒のホテルに入りました。
しかしここで嬉しかったのは、初日にホテルに入った時は時間が遅かったせいか、別館のバス(浴槽)が無くシャワールーム付きの部屋だったのが、この日はお湯に疲れるバスがある部屋だったのです。
ただここでも落ちがあって、はっきり憶えてはいないのですが確か「210」「211」みたいな鍵をフロントで貰ったので、今日は2階だと思ってちょっと喜んで階段を上がってみたら、何のことはないスコットランドはイギリスなので、1階がグランドフロアで2階がファーストフロア3階がセカンドフロアになる為、あるじ達は3階の部屋だったんですよね。
なんか疲れているところにエレベーターも無く3階だと、ちょっと厭になっちゃいますよね。
まぁそんなこんなあり、とりあえずエジンバラには戻ってきて、途中のアクシデントもあってお腹も空いていたので、まずはホテルのパブで夕食を取りました。
そしてお腹も満たし、人心地ついた頃には雨も止んでいたので、あるじ達はエジンバラの市内観光に向かうことにしました。
但しS君は疲れたのか、はたまた食べ過ぎて気持ち悪くなったのか、部屋で休むと言って折角エジンバラまで来ていながらエジンバラの市内には一度も入らないという事になってしまいました。
この時も実はあるじ、ちょっと切れかけていました。あまりにも協調性が無いのでね・・・
でまぁ、仕方ないのであるじと嫁とYさんの3人でホテルが呼んでくれたタクシーで市内の中心部(ロイヤルマイル)に行ったのですが、初めて観るエジンバラの街はすごく重厚感があり、改めて歴史を感じさせてくれました。
そしてタクシーの運転手さんが勧めてくれたロイヤルマイルにある「ロイヤルマイル」というパブでちょっとばっかり飲んだのです。

で笑ってしまったのは、酔ったおじさんが居て携帯に向かって歌を歌ったりしていたのですが、酔っ払いは万国共通だなぁと何だか嬉しくなってしまったことです。
それからパブで働く女性の1人が、オーストラリア人で日本語を話せる方だったのも嬉しかったですね。
今度行った時にまだ居らっしゃるかしら?今度が何時になるかは決まっていないんですけどね。
そして適度にお酒を飲んだ後ロイヤルマイルを中心に散歩したのですが、そこかしこに「ゴーストツアー」の人達が居て、あるじ達も次は参加してみたいと思わせてくれました。
何だか見ていると楽しそうなんですよね、案内の魔女の格好をした女性からして・・・
こうしてまたスコットランドに来たい、エジンバラに来たいと思わせてくれる最後の夜を満喫し、タクシーでホテルに戻る時には証明に浮かび上がるエジンバラ城」を眺め、アクシデントもあったけど今回は良い旅が出来てよかったなぁと思いました。
こうして4日目の夜も更け、後は日本に帰るだけとなったのです。