あるじの｢ゆく年くる年 ｉｎ スコットランド｣(12)

さて、ホリールードハウス宮殿も見学し、あるじの中で残すところは後１つ、カールトン・ヒルに上ることです。
カールトン・ヒルはエジンバラ・ニュータウンの東にある小高い丘で、エジンバラの街が　一望出来る場所なのです。
で、このカールトン・ヒルにも今まで一度も上っていなかったので、今度こそ上ろうと思っていたんですよね。
そして、ここにも今回は登ることが出来ました。
丘の上には旧天文台やネルソン・モニュメント、ナショナル・モニュメントなどが　建てられています。
ナショナル・モニュメントは、ナポレオン戦争の戦没者記念碑として建てられたそうですが、予算が途中で尽き、未完成のままだそうです。
で、実際に上ってみると、本当にエジンバラの街がオールドタウンもニュータウンも見渡せて、なかなかの景色です。
是非これからエジンバラへ行かれる方にお勧めしたい観光ポイントです。






こうして、今回は今までスコットランドに来た中で最も予定通り回れたのですが、ところがどっこい、ちょっとしたアクシデントというのは忘れた頃にやってくるもん　なんですね。
カールトン・ヒルからホテルに戻りチェックインしたのですが、あるじが取った部屋は大丈夫だったのですが、一緒に行かれたお客様の部屋はベッドメークも掃除もしてなく、フロントで他の部屋にしてもらい次の部屋に行ってもまた同じ様な状態だったんですよね。
で、フロントに文句を言おうかって雰囲気になったのですが、フロントの男性までもがそれを伝えると｢シッツ！｣と言って、自分達にではなく身内に対する怒りを露にしながらも部屋を探してくれたのでそこは我慢しましたが、やはりホグマニーの後、きっとスタッフも飲み過ぎて部屋掃除とか出来なかったんでしょうね。
そして何とか部屋も落ち着き、少し休憩してから飲みに出たのですが、ＳＭＷＳ(スコッチモルトウイスキーソサエティ)のメンバーズサロンがエジンバラに在り、　開いていると聞いていたので行ってみたところ、部屋の明かりが点いているのは見えたのですが、鍵が掛かっていて誰も出ず、開いているからと聞いて行ったのに、結局そこでは飲めなかったのです。
で、仕方なく他のパブに行って飲んでいたら自分の財布が見つからなくて探し歩く事になり(ウエストバックの中から見つかりましたが)、それじゃあ他のパブでもと思ったら元旦のせいか午後７時に店じまいと言われ、食事と思っても混んでいたり閉まっていたりで、結局｢MATHER'S BAR｣で飲んだのですが、ここも７時閉店と言われ、仕方なくフィッシュ＆チップス屋で食べ物を買い込み、ホテルの部屋での食事となってしまいました。
で、当初の予定では、その後オールドタウンのロイヤルマイルで｢FEET FIRST｣というスコットランドのアーティストがパフォーマンスをするのが観られるというので行こうと思っていたのですが、疲れていた事もありそのまま寝てしまいました。

にほんブログ村